HARRY’S ROCK AND ROLL VILLAGE

お気に入り音楽の紹介と戯言

昨日鳴った音 1月29日~2月1日

2020-02-02 21:05:30 | ROCK

  1月29日
・AEROSMITH / PUMP

復活エアロスミスが70年代ではなく今(89年)こそが全盛期だと言わんばかりの成功を
収めた盤。派手な音つくりが今となっては懐かしい。ロック・バンドがアルバムを出し、
そこからのシングルが何曲もチャート・インしたなんてのが遠い昔のように思える。
近年の音に疎いから今のロックの状況をよく知らないのだがグラミーとかの受賞者をみても
ロックの肩身が狭い時代のように感じるのは間違ってはないと思う。
肥大化したスタジアム・ロックがいい、というわけでもないけれど。



・1月30日
BRUCE SPRINGSTEEN & THE E STREET BAND / THE ROXY 1975
BRUCE SPRINGSTEEN & THE E STREET BAND / CHICAGO SEPTEMBER 30 . 1999

2枚組と3枚組。勢いというのは怖いもので何故か一気に聴き通してしまった。
休みの日でもないのに。(笑)ボスのライブ盤シリーズ、ちょっと出遅れていて
買い漏れが9セットある。そのうち追いつくとは思うけど。(笑)

75年のハンチングに革ジャン髭面のボスの写真は格好いい。ボス、ニルス、スティーヴの
3人のギタリストが集まった99年のジャケ写も格好いい。デッドの一連のライブ盤も
そうだけど、ボスのライブ盤シリーズも聴きこまないといけないな。

  1月31日
・STEELY DAN / CAN'T BUY A THRILL

前から言っているが私はスティーリー・ダンに関しては1枚目が1番好きだ。というか、
他の盤はとくに気にしていない。後の洗練からは程遠い演奏と猥雑な感じすらあるジャケット。
ユニットでなくバンドだったんだなぁという想いが聴くほどに強くなる。冒頭からの2曲が
最高だし、『REELIN' IN THE YEARS』のドライヴ感も素敵だ。


2月1日
GENESIS / SELLING ENGLAND BY THE POUND
GENESIS / . . . AND THEN THREE WERE THERE

なんとなく摘み上げたジェネシス。73年の「SELLING ENGLAND BY THE POUND」は
リード・ヴォーカリスト在籍時にも関わらず、フィル・コリンズが歌う曲があるのが
面白い。アルバム・タイトル通りにハケットが抜けて3人組になった78年辺りから、
80年代の音作りが予見できるようなアレンジが伺える。1曲、日本の歌謡曲かと思うような
フレーズがあるのも耳を惹く。

 
RICHARD THOMPSON / WATCHING THE DARK

93年に出た3枚組の編集盤。時系列に並べられているわけではないが、フェアポート時代から
92年までの楽曲から万遍なくほぼ均等に選曲されていて、尚且つ大量の初出ライブ録音
(未発表曲を含む)を聴くことができる有り難い組物。これを一挙に聴き通せるのは
休日ならでは。私にとっては贅沢な時間だ。

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