セックス・ピストルズの「NEVER MIND THE BOLLOCKS HERE'S THE SEX PISTOLS」の
35周年記念スーパー・デラックス・エディションが届いた。LPサイズの装丁の箱なので
スキャンできず今回のジャケット写真には07年に出た紙ジャケのものを。(笑)これは07年発売なのに
93年のマスタリングという何だかよくわからないものであったが、今回の箱に収録された盤は、
しっかり12年リマスター。因みに掲載写真の紙ジャケ盤より収録時間は20秒ちょっと長い。
今回の箱はアルバムが発売された77年にスポットがあてられている。ハードカバー仕様で
100ページにも及ぶ豪華な本には、77年1月から12月までのピストルズの動向が多くの
写真とともに克明に記されていて、その本のリア・カバーに3枚のCDと1枚のDVDが埋め込まれ
他にはポスターやステッカーがおまけに付いている。特筆すべきは、A&Mから発売予定で
あったもののキャンセルされたシングル『GOD SAVE THE QUEEN / NO FEELING』が
添付されていることだ。型番AMS7284という発売予定時に与えられていた番号がプリントされた
レーベルがそのまま復刻されたのは嬉しい限り。
まずDVDを見る。ピストルズ関連の様々な映画や関連映像商品で使われていた女王即位25
周年を祝って(?)テムズ川をボートで下りながら演奏する映像を綺麗な画質で3曲分も
見ることができたのが驚きであった。同じくこれも頻繁に使われたスウェーデンでの演奏も
これまで以上に綺麗な画質である。07年に出たDVDボックス「ENGLAND'S DREAMING」の
映像は一体何だったのだろうと思わせるくらいの画質の良さである。
勿論、お馴染みのPVもストレスなく見ることができる。DVDはリージョン・フリーのNTSC仕様。
ディスク3のライブは、音源マニアの方にはよく知られたものであろうが、これもそれなりの
音質で楽しむことができる。もっとも多くの方の目的はディスク2に収録された数々のデモ
音源だろう。77年1月のデイヴ・グッドマン・デモ、3月から4月に録音されたクリス・トーマス・
デモのどちらもオリジナル・マスターからの収録との触れ込み通り、クリアな音で聴くことが
できる。クリス・トーマスとクリス・スペディングが共同で制作したとされるデモは76年録音なので
ここには収録されていない。細かなギターのフレーズの違いが、いちいち楽しい。(笑)
何よりの驚きは、77年9月に『BELSEN WAS A GAS』を録音していたということだ。
ライブでは演奏していたものの、スタジオ録音盤として聴くことができたのはロニー・ビッグスが
歌うバージョンの印象が強かった(映画のせいですね)、ジョンの歌う「デモ」を聴くことができるのは
嬉しい限り。もっともボーカルは遠目でエフェクト処理が強いので、他のデモと並べると違和感が
あるのも事実だが。あの「THE GREAT ROCK AND ROLL SWINDLE」収録のジョニー・
バージョンはいつ頃の録音なのだろう。
比較的高額物件の今回の箱であるが、続々とリリースされるピクチャー・ディスクの7インチは、
最初で躓いたために全てスルーすることにしたので、それに充てるはずだった分がこっちに
まわったと思うことにして、機嫌良くこの箱を棚に収めることにした。
今聴くと、POPなクリス・トーマスの作品だなと思います。テンポも思ったより遅いし。アレックス・エンパイアとかによるリミックス盤が作られればおもしろいのに。
実家に確か、ピクチャー盤(LP)あったなぁ。
基本的にピストルズはよくできたロックンロール・バンドだと認識しています。意外とポール・クックのバスドラは
効いているし、スティーブのギターもツボを抑えていますし。
ただ、ライブだと狂犬シドがいますんで、やはりドイヒーな
ことになっています。(笑)
DVDも観てみたいですね~。
でも家族の前では聴けないな。特に中2の息子にはバンド名も言えないっす。
勉強机の上にそっとCD置いておこうかな(笑)
かなり以前に買ったSpedding demo入り付録が「Tシャツ」
のBOXセットを買ってCD聞いて愕然としたもんですから。
発売当時リアルタイムで買ったLPは、こんな貧弱な音では
無かったと記憶していますが若い私が期待していたほど
の迫力のある爆音でもなかったような気もします。
怒られるかもしれないけどPUNKの音(アレンジ)じゃ無
いですからね。
今回は、かなり音に期待してます。
どうでしたか?
2枚組だと、DVDはともかくデモ音源が聴けないじゃあないですか。今回はデモが結構面白いんですよ。
というか、達郎のところで反応が無いのに、ここで
リアクションがあるとは思いませんでした。(笑)
息子さんはまだしも、娘さんがロックに興味を持ち始めたら、という楽しみがあって羨ましいと思う私がいます。
国内盤だと、あの分厚い本の対訳もつくのでしょうか。
だとしたら、価値はあると思います。
久しぶりに96年に出た再結成ライブ盤を引っ張り出して
きたら、日本盤で解説の代わりに何の役にも立たない
エッセイが掲載されていて、今更のようにムカついています。(笑)
音質は上等です。少なくとも既発CDよりはいいです。
でも何となく例え日本盤でも最初のLPの方が音に
厚みがあるような気もしますが。(笑)
まあ、お金がないのも一因なんですが。
ところで、最近私もブログをはじめました。ameblo.jp/yoshino78です。超ミーハーブログですが、時間があるとき覗いてみてね。
購入しました。T.レックスとストーンズとデッドは、半ば
義務感に駆られることが多いのですが。(笑)
あれ、ブログですか。
私がmixyやfacebookに手を出さないのには理由がありまして、まあそれは昔の彼女に見つかると面倒だからです。
というのは冗談で、「義務感」を感じるのが面倒だからです。ブログ、長く続きますように。
音圧も有ります。
あえて言うなら、シンバルがスキットしてない。
でも、これで良いです。
買って良かった。
久しぶりに、またヘビーローテーションとなりそうです。
んのフレーズ、音に似てませんか。
今頃こんな話でむし返しても、仕方ありませんが。
どうも気になります。