今年のポール・ウェラーは、グレイトフル・デッドに負けず劣らずの
大量のアイテムを発表した。ニュー・アルバムにシングル3枚(7インチ
だと6枚)、アーカイブ物では4枚組ライブ盤に、もうすぐ発売される
DVDと、ファンは嬉しい悲鳴をあげているだろう。
掲載写真は92年から今年までのBBCライブの中から選りすぐった
バージョンで編まれたライブ盤。後期のジャムからではあるが
長い付き合いになったもので、ソロ名義の92年と言うとつい最近のようだが
それでも15年以上前になるのかと思うと、感慨深い。
ギター1本でのソロもあれば、スタイル・カウンシル時代を彷彿させる
大掛かりな編成でのライブもある。どんなスタイルをとっても
ポール・ウェラー以外の何者でもないのが、柔軟でありながら
一つ筋の通った頑固さを感じさせ、そこがまた嬉しいところだ。
先日、スタイル・カウンシルのDVDを見たのだが、その後にこの
ライブを聴くとジャム解散後の気負いと気取りが無い分、スタイル・
カウンシル時代の曲も素直に聴けたし、当時の曲の良さを改めて
見直すことも出来た。
アルバム「スタジオ150」を出すまでもなく、ジャム時代から
ウェラーは多くのカバー・バージョンを残してきた。今回のライブ集にも
お楽しみはあって、ディスク1の最後を飾るのが97年録音の「THE
POACHER」、ディスク2の最後が今年の演奏で「PRETTY FLAMINGO」。
ロニー・レインとマンフレッド・マンというだけで嬉しくなるのは
私だけではないだろう。ディスク3ではスタイル・カウンシル時代を懐かしく
思うも良し、見直すも良し。
ディスク4は個人的に一番熱心に聴いていた時期でもあるのだが、
立て続けに傑作をモノにしていった96年と98年の演奏を聴くことができる。
少し前に出たベスト盤と同じような装丁なので、ベスト盤を所持している
人は隣に並べると、気持ちよく充実感を感じるだろう。
勿論、私のようにベスト盤を所持していない人も楽しめるのはいうまでもない。
これから先もポール・ウェラーを追いかけるのだが、今年はひとつの
区切りという意味だとすれば、過去を振り返りつつ次の展開に思いを
馳せながら楽しむことも出来るライブ集である。
大量のアイテムを発表した。ニュー・アルバムにシングル3枚(7インチ
だと6枚)、アーカイブ物では4枚組ライブ盤に、もうすぐ発売される
DVDと、ファンは嬉しい悲鳴をあげているだろう。
掲載写真は92年から今年までのBBCライブの中から選りすぐった
バージョンで編まれたライブ盤。後期のジャムからではあるが
長い付き合いになったもので、ソロ名義の92年と言うとつい最近のようだが
それでも15年以上前になるのかと思うと、感慨深い。
ギター1本でのソロもあれば、スタイル・カウンシル時代を彷彿させる
大掛かりな編成でのライブもある。どんなスタイルをとっても
ポール・ウェラー以外の何者でもないのが、柔軟でありながら
一つ筋の通った頑固さを感じさせ、そこがまた嬉しいところだ。
先日、スタイル・カウンシルのDVDを見たのだが、その後にこの
ライブを聴くとジャム解散後の気負いと気取りが無い分、スタイル・
カウンシル時代の曲も素直に聴けたし、当時の曲の良さを改めて
見直すことも出来た。
アルバム「スタジオ150」を出すまでもなく、ジャム時代から
ウェラーは多くのカバー・バージョンを残してきた。今回のライブ集にも
お楽しみはあって、ディスク1の最後を飾るのが97年録音の「THE
POACHER」、ディスク2の最後が今年の演奏で「PRETTY FLAMINGO」。
ロニー・レインとマンフレッド・マンというだけで嬉しくなるのは
私だけではないだろう。ディスク3ではスタイル・カウンシル時代を懐かしく
思うも良し、見直すも良し。
ディスク4は個人的に一番熱心に聴いていた時期でもあるのだが、
立て続けに傑作をモノにしていった96年と98年の演奏を聴くことができる。
少し前に出たベスト盤と同じような装丁なので、ベスト盤を所持している
人は隣に並べると、気持ちよく充実感を感じるだろう。
勿論、私のようにベスト盤を所持していない人も楽しめるのはいうまでもない。
これから先もポール・ウェラーを追いかけるのだが、今年はひとつの
区切りという意味だとすれば、過去を振り返りつつ次の展開に思いを
馳せながら楽しむことも出来るライブ集である。
とはいえ新作もまだ買ってないという有様なのでまずはそっちからかな。。
確かに近年のアルバムは、私も聴く回数が減ってきて
います。このライブは同じ曲も幾つか収録されているので、バンドの編成によって変わるアレンジを
楽しむこともできます。
新作は、一聴したときは地味だなと思ったのですが
何度か聴くと徐々に良さがわかってきました。