HARRY’S ROCK AND ROLL VILLAGE

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MOSQUITO COIL BLUES

2017-08-19 20:19:31 | ROCK

初夏の辺りから何故か私的にブルーズ・ブーム(笑)が到来してしまい、手始めとばかりに
未所持のマディとB.B. キングの盤を買い漁り、堪能していたところであるが、そんな私に
うってつけのコンピレーションがリリースされた。



まずは「WINDY CITY BLUES 1935 - 1953」「CHICAGO SLICKERS 1948 - 1953」と
題された2枚。アーリー・シカゴ・ブルーズのコンピレーションでオリジナルは共に76年の
リリース。新たな視点で編集されたコンピ盤も役に立つが、当時のオリジナル・ジャケと
選曲のまま再発されるということは、それだけ素晴らしい内容ということだろうと思い購入。
勿論、外れ無し。(笑)「CHICGO SLICKERS」にはVOL.2があるのだが、それの片面ずつを
2枚のCDのボーナス・トラックとして収録してある。



 続いて登場したのが、この3枚。
50年代カントリー・ブルーズを集めた「BLACK CAT TRAIL」と戦前のカントリー・ブルーズ
を集めた「NEW DEAL BLUES」は、共に70年にリリースされたコンピレーション盤。
シカゴ・ブルーズを集めた「HOME AGAIN BLUES」は79年のリリースで、この3枚も
リリース時のオリジナル・ジャケットと選曲での復刻。

最初の2枚と次の3枚はそれぞれ別々のレーベルからのリリースである。それにしても、
どれもこれも、渋く格好いいジャケットなので購買意欲をそそる。コンピレーション盤は
いい選曲であるのは勿論だが、ジャケットの格好良さも重要である。

各々のミュージシャンのオリジナル・アルバムを聴くだけでは零れ落ちる曲、或いは
シングルしか残していない人の曲を知るためにもコンピレーション盤の存在意義は大きい。
思えば日本編集の「RCAブルースの古典」(71年リリース、94年に拡大版CD化)は何度も
聴いたものだ。

こういったコンピ盤の足は速い。買い逃すと後が難しい。何故かはわからぬが突如私に訪れた
ブルーズ・ブームに感謝、である。

今回の記事のタイトルは何か身近なものをブルーズで歌うなら、というわけで。
死んだ小エビに思いを巡らすほどの度量はありません。(笑)


コメント (6)
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