活字デジカメ

益なし,根拠なし,言いっ放しの電脳写真機机上妄想コラム。できれば毎日更新したい。

静けさや芝にしみいるシャッター音。

2009-01-11 10:47:21 | Weblog
こりゃ,はにかんでいられない。
遼クン“怒!”観客のシャッター音にカチン
カシャッ!
静かな3番ティーグラウンドにシャッター音が響いた。この影響で遼クンの打球は左の池方向に大きく曲がった。

普段は温厚な王子が凶器を手に威嚇するポーゴ大王のようにw
しかし,この白タマEOSの赤シャツカメラマン,プロなのか?
信じられんなあ。

コンサートやスポーツ,鳥猫犬動物,囲碁将棋チェスオセロ,いや街頭スナップにしたって,できるだけシャッター音を小さく(できれば無音に)したいシーンは多いでしょう。
デジタルはそれを可能にしてくれました。
コンデジはサイレントモードにすると,ほとんどシャッター音を聴き取れない。
それではシャッターを切るタイミングが取りづらいので,デフォルトでは電子音が「ピッ」となったりします。
ところが,わざわざ銀塩カメラのシャッター音をトレースするモードがついているものもあります。

銀塩時代,カメラのシャッター音は楽しみの一つでもありました。
今聴くとちょっとノスタルジック
個人的には,音楽的に静かなコニカヘキサーが一番良かった。一眼レフならニコンF3。
一方,ベビメタ級のオリンパスペンFやブロニカS2もそれなりに味があったなあ。

スプリングカメラも二眼レフもレンズシャッターの「チッ」という音は小さい。
ライカにしたって布膜フォーカルプレインは柔らかな音です。
思うに,今ある“シャッター音”の刷り込みは,一眼レフのシャッター音(というかミラー音の部分が大きい)の影響が多大では。縦走りメタルFPならなおさら。
時代は下って,フィルム巻き上げのモーター音もこれに加わるかと。

カメラの3つの味―持ち味(ホールディング,操作性),切れ味(シャッターのレスポンス,音質),レンズの味というのを聞いたことがありますが,そろそろこのシャッター音のパラダイムも終了じゃないでしょうか。

それにしてもこの赤シャツ,Lumix DMC-FZ28とかCOOLPX P80とかで出直して来いっ。

2 コメント

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フォールディング ? (隠居)
2009-01-11 16:43:20
フォールディング=折りたたむこと
フォールディングカメラ=蛇腹などの折りたたみ機構付カメラ

ホールディング=保持すること、保持のしやすさ
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ピンフォール負け。 (プロレス者。)
2009-01-11 19:12:32
ひゃー,また間違えました。
ご指摘ありがとうございます。
速攻で訂正致しました。
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