活字デジカメ

益なし,根拠なし,言いっ放しの電脳写真機机上妄想コラム。できれば毎日更新したい。

フィルムカメラのようにデジカメを使う。

2010-11-15 20:35:46 | Weblog
これはオドロキ。
フィルムカメラのようなデジカメ=受光素子交換式カメラ byニコン
従来の製品とは異なる新しいジャンルのカメラを鋭意開発中、というのはこれだったのか。

思えば昔は、じっくり風景を撮る時はコダクローム、記念撮影にはネガカラー、あるいは、ポートレイトはベリクローム、暗所のスナップはトライX増感とか、用途とか場面とか季節によってもフィルムを替えていました。
それがデジカメになってからは、そのカメラのCCDの特性でしか撮れないことになってしまった。これは退化というべきでしょう。
さらに言うと、デジカメとは「フィルム内蔵カメラ」であり、フィルム=CCDの性能が古くなれば、カメラごと使い物にならなくなる。
フィルムカメラが、例えばイコンタに最新のTMAXを入れて撮影できるのとは正反対といえます。

低解像高感度と高解像低感度のCCDを使い分けたり、いや一歩進んで、コダックとソニー、フォビオンとハニカムの受光素子を使い分けたりできたら、こりゃ楽しいだろうなあ。
そのための交換バック(?)の「規格」をニコンとソニーで早々に作っちゃったらどうだろうか(もう進行中かもな)。