活字デジカメ

益なし,根拠なし,言いっ放しの電脳写真機机上妄想コラム。できれば毎日更新したい。

レッツ・ビンニン!

2005-05-13 23:43:04 | Weblog
ビンニング(Binning)
撮像素子の素子数をまとめて一つの画素に見立てること。
元々は統計学用語でグループ分けの意。
画素数は減るが,1画素当たりのサイズが大きくなるので,感度が上がり,S/N比も向上する。
ビンニングは通常,正方形処理で,隣り合う画素4個を1つとする2x2のビンニングの場合,例えば1600×1200画素ならば800×600画素となる。
感度が求められる天体写真などで利用される。

デジカメの画素数を落としてセットすること=ビンニングだと勝手に思い込んでいたのですが,あれは単に画素を間引いているだけなんですね。
なお,ニコンD1は初めっからビンニングが仕様であったということをどこかで読んだような。
フジのF10のヒットで高感度に興味が集まっている今,キャメディアがビンニングによる感度UPを「Bright Capture technology」と謳うμ800 Digitalを発表しました。
でもまあ,これは良い傾向でしょう。
無駄に高画素なコンデジもCCDの使いでがあるというもの。あと,高感度に弱いE-300にファームアップできたらいいかもね。
これ,これからちょっと流行りそう。