新型コロナの関係で、東京から故郷にいくことを2カ月も控えており、今後もいつまで続くかわからない。
幸い、90歳近い一人暮らしの母親は、なんとか元気に暮らしている。足腰は弱ったというが、声は元気そうである。
この状況下、1人で暮らせるからには、1人で頑張ってもらったほうが安全だろう。
行けない代わりに毎日電話で話している。
昨日の話では、近所のおじさんが小さな筍を掘ってきて、おすそ分けしてくれたとのことだ。
それで「もう筍の季節なのか、だったら駅の近くの商業施設の中にある八百屋さんに、茹で筍が売っているんだろうな」と思った。
昨年は、3回くらい買って食べた。小さいものだが、1個500円くらいだった。
私はタケノコが好きである。だいたい普通に煮て食べる。土佐煮(煮た後で鰹節を追加する)も良い。
故郷では、筍なんか買ったことがない。だいたい、その辺の山から掘ってくるか、誰かが掘ってきたのをもらうので、買うものではない。
そして、味が全然違う。香りがある。
筍はアタマの柔らかい部分がおいしいけど、田舎の筍はかなり大きいもので、下のほうの部分でも柔らかい。
何が違うんだろう。
それに、母が言うには、採れたては灰汁抜きしなくても大丈夫なのだそうだ。
私は、生の筍の灰汁抜き法など知らないので、東京では、すでに茹でてあるのしか買わない。
スーパーに皮つきで売っている筍なんか、古そうでおいしいとは思えない。
採りたての筍を、すぐに茹でた状態で売っているのは、本当にこの時期だけで、しかも、限られたお店にしかなく貴重なものだ。
だが、しかし、・・・今年はコロナ感染を回避すべく、駅のそばには近寄らないようにしている。
筍が出回るのは、母が言うには、まだこれからだそうだが、今年は駅近の商業施設では買い物できないので、筍もお預けである。
そういえば、だいたいゴールデンウィークに帰省すると、モウソウダケのたけのこが食べられることが多い。
過去記事を検索したら、これしか出てこなかったのだけど、普通の筍の料理画像はみつからない。
(たけのこ 竹の子 タケノコ 筍 など色々な表記があるので、全部書いておかないと検索にひっかからないね。)