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山本飛鳥の“頑張れコリドラス!”

引っ越し先は
https://ask0065.hatenablog.com/です

ビール工場見学(その2)

2010-05-24 23:33:57 | 旅行・街歩き
さてさていよいよ工場設備にまいりましょう。

★仕込み工程

ここには、仕込槽、仕込み釜、ろ過槽、麦汁受け槽、煮沸釜、沈殿槽などの設備があります。
麦汁を細かく砕き、温めた天然水と混ぜ合わせると、でんぷんが糖分に変わり、甘い麦汁ができます。プレミアムモルツの場合はでんぷん質を糖分に変える工程で一部の麦汁を2回煮る「ダブルデコクション製法」により、さらに麦汁のうまみを引きだしているそうです。

   
左:ろ過槽   右:煮沸釜

左の写真はまるで宇宙船(円盤)のようですね。

★発酵工程

麦汁に酵母を加えて低温で発酵させます。酵母は麦汁の糖をアルコールと炭酸ガスに分解し、ビールの香りとなる成分もつくります。7日ほどで麦汁は、アルコール約5パーセントの若ビールになるそうです。

(ここでは、写真がうまく撮れなかったので、写真なし。フラッシュがガラスに反射してだめでした。残念。
金属のパイプがいっぱいくっついた細長い筒のようなタンクがたくさん並んでいました。どこか金管楽器のようでした。)

★貯酒工程

発酵が終了した若ビールを低温に調整されたタンクの中で熟成させます。
ビールに炭酸ガスが溶け込むとともに、オリが沈み、味や香りが徐々にまろやかになっていくそうです。

 

上は、以前使われていたタンクが展示されていたものですが、昭和44年のころのものですね。内容量が3万4000Lも入るようですね。

     

これは、現在使用中のもの。左の写真、通路を挟んでタンクが両側にずらりと並んでいます。右側に並ぶタンクはは写っていなくて残念。実はフラッシュに反射してしまった部分を削除しました。ひとつひとつのタンクの形は、筒を横に倒したようになっていますので、奥行きが長いです。内容量はすごい量になるでしょうね。この場所は、なんか大きな船の中みたいです。中央通路が吹き抜けになっていて両側に手すり(鉄柵)があるところが船の中に似ているのかな?
右の写真はその中の一つです。

では、また休憩。その3に続きます。
(たぶん明日)
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ビール工場見学(その1)

2010-05-24 19:47:30 | 旅行・街歩き
さて、ビール工場見学記です。
JR府中本町の駅から歩いて12分くらいでした。
日曜日は競馬が開催されていたようで、東側の臨時改札を使う人も多かったようです。
ビール工場は、地図で見ると西側に出た方が近いようなので、競馬場とは反対側に出て、線路を左にして南に向かって歩いて行くと、正面に中央自動車道がみえ、その高架下を通り過ぎると、すぐ右側にビール工場がありました。




サントリー武蔵野ビール工場は1963年にできたそうです。
この地は、ビールの醸造に欠かせないきれいな地下水があるのだそうです。
この工場では、サントリービールの中でも一番おいしい、サントリーの力作、「プレミアムモルツ」が作られています。

     ビールの原料1  きれいでおいしい天然水        ビールの原料2  大麦

             

ビールの原料3  ホップ


ホップというのは初めて知ったのですが、こんな植物なのですね。
ホップには、香りの高い「アロマホップ」と苦みの強い「ビターホップ」があり、プレミアムモルツにはアロマホップが使われており、さらに仕上げに「ファインアロマホップ」が加えられて、上品で華やかな香りのビールとなっているそうです。

まず、製麦。
二条大麦に充分な水と空気を与え、適度な温度で発芽させ、適度に芽が出たら乾燥させて発芽を止め、根を取り除くと「麦芽」ができるそうです。

麦芽に天然水を加え、適当な温度にすると麦芽中のでんぷんが糖に変わるそうです。
そのあとにホップを加えて煮沸し麦汁をつくり、発酵させ、熟成させ、ろ過し、缶詰にするとできあがり。
工場設備と試飲は、その2、その3をごらんください。(まだ書いてないけど~)

さて、次に進む前にちょっと休憩。、
you tubeより、ハイファイセットの「中央フリーウェイ」をお借りしました。
道路映像はおもに山陽道なのだそうですが、武蔵野ビール工場の映像があるのが嬉しいです。府中あたりの雰囲気が感じられます。








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