山本飛鳥の“頑張れコリドラス!”

とりあえず、いろんなことにチャレンジしたいと思います。
と思っていたけど、もうそんな年齢じゃなくなってきた。

恐ろしずぎる

2010-05-13 21:44:07 | 日記
このごろ、新聞を開きながら気になっていたこと。
それは、高速増殖炉「もんじゅ」の運転再開、操作ミス、誤作動の連日の記事だ。

「もんじゅ」については不思議なことに、テレビではあまりニュースをしていない。テレビでは、各局、一日中、普天間基地移転問題での鳩山総理の支持率のことばかりやっているように思える。
しかし、九州では牛や豚に口蹄疫が広がっているし、基地問題よりも重大な事件が、日本にはたくさんあるように思える。

原子力発電
エネルギーが石油から電気に変ろうとしているが、私にとっては、二酸化炭素よりも放射能のほうがよほど脅威である。石油やガスはもともと地球に存在したものであり、二酸化炭素は植物によって酸素になるが、放射性廃棄物がどんどんたまるとどうなるのだろうか?無害なものに還ることはできるのだろうか?
電気は本当にクリーンなエネルギーと言えるのだろうか?
原子炉で重大な事故が起きたらどうするのだろうか?

数日前、新聞で車の記事を探していて、「運転」という語句に引かれ、注目してみると、車の運転ではなく高速増殖炉の運転だったので、読まずに飛ばした。
原子炉の話にはあまり触れたくないので、新聞の記事からも目をそらしていたのだ。
しかし、もしかしたら、こういうものから目をそらしたらいけないのではないだろうか?

「もんじゅ」って、それは何年も前に聞いた名前だ。

本日の讀賣新聞の記事概要
「もんじゅ 消えぬ不安」
日本原子力研究開発機構の高速増殖原型炉「もんじゅ」(福井県敦賀市)が、本日で運転再開から1週間経った。
14年5か月ぶりの運転で、万全の体制だったはずだが、制御棒の操作ミスや、警報器の誤作動、公表の遅れなどトラブルが続いている。
10日夜、もんじゅの出力を調整する制御棒の操作ミスが起きた。操作していた運転員は原発で8年間の運転歴があったが、もんじゅの運転は初めてだった。
運転員は模擬運転装置で訓練をしたが、制御棒を降ろす操作の最後の微調整は模擬運転装置には反映されていなかった。
運転員40人中、1995年のナトリウム漏れ事故以前に運転歴があるのは8人のみ。
知識の伝達がうまくいかず実際に運転する中で経験を蓄えるしかない状況。
6~7日に起きた放射性物質検出器の故障も公表が遅れた。原子力機構はすべてのトラブルを公表することとしたが、多い日には誤報を含む75件の警報を公表することになり、地域住民に判断材料のない無用な不安を抱かせる結果となった。今後は重要なトラブルだけを公表するなど、公表基準を早い段階で確立するべきと意見されている。

一方、高浜原発では12日、発電機の熱を抑える水素ガスを冷やすための冷却器入口付近で水漏れ事故が起き、発電機を止めて点検している。

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原子炉って本当に大丈夫なんでしょうか?
発電を原子力のみに頼る時代がくるのは、怖いことだと思います。
でも、もはや原子力がないと大部分の電気の供給ができなくなっているのではないでしょうか。原子力ではなく、本当に安全なエネルギーを開発しないといけないのでは。

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