
■満腹~■ 昨日は連れ合いのレーサーが釣りに出てキハダマグロを沢山釣り上げてきてくれました。


普段であればその日のうちにお刺身で頂くのです。が関東に住む親戚が来ており総勢8名で昨夜は何時も行く料亭で会席料理を楽しむのにでかけてきました。お刺身も魅力ですが会席料理はもっと嬉しい。

何時ものように判じ物のように書かれた献立を読み解きながら頂きます。
前菜5種盛りから

秋の葉が季節感をよけいに感じさせてくれています。

胡桃葛寄豆腐・・くるみの香りがよかったね~
筋子・・はざわり最高・・ぺろりと食しました・一番手前で輝いているオレンジ色でお味が想像できるでしょうか

湯葉蕎麦滑子
松茸の白合えなど他のものも美味しく頂き、次のお刺身を待ちます。

新鮮な鰹が入ったので鮃でなく鰹に変更されたとのこと・・。これをお醤油で頂きました。ぴんぴんなのでうまい。
お次は煮物
寄せ餅銀杏柿砧巻

何が入っているのか期待を膨らませてくれる器。

蓋をとると「うふ~」。

松茸・鮟肝(アンコウのきも)奥には柿を薄くへいで餅を巻いてある。優しいお味のおつゆを飲むとほんのりと柚の香りが鼻腔に入る。幸せになってきます。
焼き物はグラタン

この画像では中身が想像できなくてすみません。
箸をつけてかき混ぜていくと鮭の白子がごろりとでてきて牡蠣までもでてきます。千切りにされた木耳が美味しい。菠薐草(ホウレンソウ)も馬鈴薯(ジャガイモ)も・・なかなかボリュームありです。味噌味が好みでした。
ここまで来て随分とおなかが張ってきて最後まで食べられるか少々不安になってきていますが・・次の蒸し物がきます。

「お~器がいいね」秋の花「キキョウ」をデザインした下皿の上に蓋の仲で蒸された・・

里芋松茸道明寺のスモークサーモンのせ・・・里芋の中には松茸沢山入っていて「お~~!」の声をありでした。松茸の色も見て取れますよね

茶蕎麦・(四方竹・百合根・秋豆)出し
ここで十分おなかが張ってきましたがまだまだあります。次は強肴(これはしいざかなとよみます)

地鶏松前〆翁焼・薑(ハジカミとよみます)直七そえ
淋子と南京のサラダ(リンゴとカボチャのサラダ)
柚子胡椒土佐酢ジュレ・・・このジュレが酸味がまろやかでそのまま頂いてグッドでした
山葵ダレ
次が御椀・御飯・香の物

御椀といってもこのようなもので来るので普通のおすましでは当然なくて

献立を見ていなかったらこれが「茄子の摺り流し」とは全く思えない。もやもやしているのが茄子。鰤とベーコン鳴門がごろりと横たわっています。玉子豆腐も密やかにあります。

キノコご飯・・・少しだけが余計においしくかんさせるコツかな?実際美味しいのです。

ぬか漬け・・コリンキーが歯触り抜群でした。
ようやくデザート・・会席だとこれを御口留(かなり大げさな書き方ですよね)

これまた器が嬉しいです。段重ねででてきました。下が栗のプリン・上がお待ちかねの直七のシャーベット。

最高!!

口溶けの柔和感・栗味まったり
ごちそうさまでした。

会席を食べなかった一人は高知の懐かしい味を選びました。
蒸し寿司です!
昨夜は姪がご馳走してくれました。昨年の義母の法事をこの料亭でやったときにいたく気に入り「今度私がご馳走する」と言ってくれていたのが実現したのです。夜の会席料理でしたので東京の料亭だと間違ってもこれほどの料理はこの値段では無理。又今度もとのこと・・お昼だともっと安くなるので猶嬉しいですよね。
沢山食べたので今日の昼食も軽く、今夜は連れ合いの釣ったお魚でお刺身三昧・・ご馳走さまとなります。
(先ほどお刺身食べ終わりました。40センチのキハダマグロをさく取りし、片身全部完食。徳島の知人から頂いた「スダチ」とぴったりあう。最高~!。残り片身は〆鯖ではなく〆鮪にして握り寿司にする予定。残りは全部冷凍です)