
■植物園は宝の山■5/13



ヤマボウシ
山に見に行けば6月にならないと見られないこの花、低地に植えてあるので5月中旬で見られる。赤も時折あるが紅白で撮影できるのは植物園ならではのこと。実際の花は真ん中の画像。自宅近くに植えている場所があり1つ頂いてきて撮影。4枚の花弁のように見えるのは総苞であり、その中心に多数の花がつく。花弁は4枚、雄しべは4本ある。

シロバナセンダン(センダン科)
普通は薄紫だが白の花咲くこれはそれほどはない。先日山に行く途中に通過した所には何本もありあれ~と思った。香りの良い花なので自宅近くから散歩中に手折って持ち帰り花瓶に挿す。ハマセンダンというのもあるがこれはミカン科。

イワギリソウ(イワタバコ科)
分布。本州の近畿地方以西から九州・多年草。日当たりの悪い崖地の岩上に着生する。5月から6月、10㎝ほど伸ばした花茎の先に、紅紫色の花を開く。名前は白い軟毛のある葉の形や花の形が桐を思わせるので、「岩桐草」日本人好みの味わい深い姿の為盗掘にあいやすく減少している。自生地を知っているのになぜか行って見たことがない。

ベニバナトチノキ
やはり白い方がすきかな~

ズイナ(ユキノシタ科)
一昨年花散策の途中山で見つけて名前を調べるのに時間がかかった木の花。そのときだれもしらなかった。覚えたので牧野でこうしてみても(名札なし)わかる。昨年は土佐矢筈山からの帰り道にありあえてよかったと大喜びした。今年も会えたらいいのだがそれほど山ではは見かけません。紅葉が美しいらしいので秋に見てみたいのですが・・・

セッコク
ラン科植物はなかなかないものだと思っていたのですが以外と山にいけばあるとわかり5月から6月に掛けて山にはいる楽しみが増えました。探しなれた人と歩いたお陰でどんな場所にあるかわかったのです。風の吹く谷筋に多いのです。上を見て下も見て歩く必要があるので忙しい~(強風で茎が折れ、落ちている場合が多々ある。その辺りの上をみると・・大株を発見しました。)
先日、花探索に入った時、山主さんが自ら採ってくださった。そのなかの株、6株の内4株開花して、庭で芳香を放っています。自生地も植林が育ちすぎ太陽が当たらなくなると消失するのだそうです。で、時折見回り駄目になるとおもうと避難させて育てやるのだそうです。我が家の庭は風が通るので頂いた貴重な株、ずっと楽しめるとおもいます。

トサシモツケ(バラ科)

トサノアオイ(ウマノスズクサ科)
葉を見たことはあっても丁度開花時期に会わず山では見たことがない。自生地でいつかみたいとおもう好みの花ではない。だから余計に合えないのかもしれない。珍しい植物ではあるのですが・・・

ハヤチネウスユキソウ(キク科)
岩手早池峰山特産なのでまずみることは難しい。これこそ植物園があるお陰で見られた貴重な花です。

バイカウツギ(ユキノシタ科)
5/12に花探索に入山した時にも開花していたのですがこの花とは大きさが格段と違い、小さかった。なのでこれが園芸品かとおもったのですが地域固体差で日本海側のはおおきいのだそうです。(観察会に参加して疑問におもったので講師に訊いて判明)ネットで調べても書いてない。