ぴか の観劇(芸術鑑賞)日記

宝塚から始まった観劇人生。ミュージカル、ストレートプレイ、歌舞伎、映画やTVドラマ等も書きます。

06/11/02 NHKトップランナー「片岡愛之助」再放送!!!!!

2006-11-02 23:58:21 | 観劇
毎週日曜19:00~NHK教育TVの「トップランナー」というトーク番組は、私との時間的な相性が悪くてあまり観てこなかった。話題になった「歌舞伎俳優 片岡愛之助」の回も見逃していたが、やっと再放送を観ることができた。
開始の頃の司会は武田真治だったと思うが、今は山本太郎と本上まなみ。本上まなみはやっと顔と名前が一致する。

以下、公式サイトより抜粋。
本拠を関西において活躍する数少ない歌舞伎俳優の一人である。梨園とは関係ない家庭に生まれ育ち、子役として歌舞伎の道に入る。その後、片岡秀太郎の養子となる。その他大勢の役から名前のある役へ立場の急変。戸惑いの中、どんなに多くの練習よりも舞台をひとつひとつこなしていくことでこそ成長できると悟る。大阪に愛着を持ち、「大阪で毎日歌舞伎が上演されるようにする」ことが夢という彼の上方歌舞伎にかける情熱に迫る。

私が最初に惚れこんだ「本朝廿四孝」の勝頼、二役を観てしまった「封印切」の映像が懐かしい。また松竹座公演のために観ていない「義賢最後」の戸板倒しや仏倒れも観ることができて嬉しい。さらに「染模様恩愛御書」の稽古風景や舞台映像も有難かった。
トーク部分はもう本当に礼儀正しくて気持ちがいい。天然の良さそのものの海老蔵とは正反対のような感じ(笑)まあ元々が梨園の生まれではない分、そういう礼儀正しさは絶対必要だろうなと思いつつ、松嶋屋の十三世の部屋子になって晩年のお世話をし続けた影響も大きいのだろうなあと推測した。
2000年に立役に専念すると宣言したのは「上方役者を極めたい」ためということで、上方の役者は兼ねる役者なので、別に女方を封印したのではないらしい。海老蔵の光源氏で夕顔を演った時の映像も出てきて女方時代の美しい動く姿を初めて観ることができて、また何かの機会に見せてもらえるのではないかと期待が膨らむ。

来年9月には「染模様恩愛御書」の演舞場公演もあるらしいという情報に「待てば海路の日和あり」とホクホクしていた今日この頃。1月の浅草歌舞伎は愛之助が出るので行ってみようかという気にもなっていた気持ちにはずみがつく。

先日、仁左衛門丈にハマった娘が本から離れられずにチラ見していたが、愛之助もけっこう好みのタイプだという。「ビデオに録ったのなら今度またしっかり見せてね」と言っていた。「染模様恩愛御書」の演舞場公演があれば絶対観たいと言うし。松嶋屋贔屓が増殖中である。

今晩帰宅してすぐに国立劇場からの返信葉書をポストに発見。11/18の愛之助の講座が抽選ではずれたということがわかってガッカリしていた。この番組で少し慰められた感じだ。
しかしながら、もしもどなたか当選した方で一緒にいく相手がいない、もしくは振られた方がいらっしゃったら是非是非お声をかけていただきたいとここでお願い申し上げてしまったりする私である。

写真はNHKのトップランナー公式サイトよりの画像。


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3 コメント

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こんばんは! (真聖)
2006-11-04 01:49:13
私もハズレましたのよ~

当たったらぜひぴかちゅうさんと~(笑)、と思いましたがごめんなさい。
それから、トップランナーも見逃した~

浅草歌舞伎で我慢ですね。
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★真聖さま (ぴかちゅう)
2006-11-05 01:26:19
11/18のらぶりんの講座、きっとスゴイ競争率だったんだと思います。行かれた方のレポを楽しみにいたしましょうか。
さて、蜷川さんの『タンゴ・冬の終わりに』初日観劇されたとのこと、すごくよかったみたいですね。私は千穐楽だけチケットとってますので、ご一緒できそうで楽しみにしています(^O^)/
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がんばれぇ~ (スキップ)
2006-11-10 02:32:56
ぴかちゅうさま
この番組で司会の本上まなみさんが初対面にもかかわらず、最後には「がんばれぇ、って応援したくなります。」とおっしゃっていたのが印象的でした。
愛之助さんの人柄や魅力があふれた番組で、ほんとによかったです。

> トーク部分はもう本当に礼儀正しくて気持ちがいい。天然の良さそのものの海老蔵とは正反対のような感じ
ウフフ。思わず笑っちゃいました
実は以前に海老蔵さんと愛之助さん、それぞれとオフの会でご一緒させていただく機会があったのですが、まさしくそんなカンジ。海老蔵さんの“何をやっても許される”的なオーラとは対極のポジションにいらっしゃるように思いますが、本上さんでなくても応援したくなりますね。
そんなお二人ががっぷり四つに組む舞台も観てみたいです。
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