ぴか の観劇(芸術鑑賞)日記

宝塚から始まった観劇人生。ミュージカル、ストレートプレイ、歌舞伎、映画やTVドラマ等も書きます。

10/04/10 父の命日にお墓参り+現代の親子関係の難しさ

2010-04-10 23:59:24 | つれづれなるままに

2008年4月10日に父が亡くなって2年。日本の仏教での「三回忌」ということらしいが、葬儀は神道でやったし、それも全く信仰しているわけではないしということで、特に神主さんもお坊さんもきていただくこともしない。
Wikipediaの「年忌」の項はこちら
朝は8時半には起き、食パンもないので近くのスーパーに買い物に出かけ、ドアを押すと開くのだが中の照明はまだ暗い。正面口に回って貼り出してある広告をみたら、日曜日だけ開店時間が9時からで、土曜日の今日は10時からだった!こんなに早く来ることがないので知らなかった(^^ゞ

スゴスゴと帰る道すがら、スーパーの駐車場にある大きな桜の木からツツジの植え込みに落花しているのに気づいた。花びらとして散らずに花の形のまま綺麗に落ちているのを拾い集めてきて、携帯で撮影してみたのが冒頭の写真。けっこう綺麗に撮れたので気に入っている。

家にあるもので朝食をすませて娘の化粧をせかしながら、ようやっと家を出たが予定より遅れる。集合場所を高崎線の宮原駅から宇都宮線の土呂駅に変更してもらい、妹2夫婦と合流。車に乗せてもらい、さいたま市営霊園の思い出の里へ。

妹1夫婦が越谷の実家から母を乗せてやってきて合流。墓問題では父が亡くなる年の正月から母が大騒ぎを繰り返してきて、娘3人とも振り回されて大変な思いをしてきた。昨年秋の市営の別の霊園の募集の際は、申し込むかどうかを生協のお墓の相談会に私が行って勉強までしてきて、大きな区画でつくるのはやめることにしたのだが、そういう経過を母がすぐに忘れてしまうようになった。

最近ではコンピュータで管理するお墓でもいいし、名古屋でつくってもらってそこに入るのでもいいしという話をしていたと思ったら、また一転。今の一時預かりの霊園での立体墓地区画の分譲を待っていようということにようやく心が決まったらしい。

それも、近所の方にさいたま市営霊園の納骨堂にお預けしていてというような説明をすることが面倒になったらしく、既にちゃんとしたお墓をつくったという話にしてしまったらしい。ということであれば、お彼岸やお盆などの墓参りの話題で盛り上がる時期にあせる気持ちも無くなったということのようだ。

娘は3人いるが、孫もみな女ばかり3人だし、永代供養に切替えやすい状態にしておくことが一番大事だと娘3人が一致した結論に、しぶしぶながら同意してきているということだろう。いつになるのかはわからないが、さいたま市の分譲を待っていよう。その時に抽選にはずれたらまた考えればいいということで一致!

今日は晴れて春の墓参りにはいいお日和。今年は桜が長く持ったので市営霊園思い出の里の桜の木々は葉桜になりつつもまだまだ花が残っていて、風で桜吹雪になって実にいい眺めだった。墓参りとしては満足度が高くして完了。

近くの「夢庵」でランチにして、大宮のステラタウンでショッピング。北本に移動して駅前の中華ダイニングでまた会食。と書くとなかなか順調のようだが、間にまたひと波乱起きるのがうちの母娘関係なのだ。
昨晩、母が妹1のツレアイくんに失礼なことを言ったらしい。その話を聞いて私がピシッと釘をさしたのだが母が泣いてしまって大変なことになる。子どもが誰も自分を大事にしないといつもいつも愚痴っているのだが、母の場合は娘たちがそのツレアイや子どもよりも親を第一優先にしないことに文句を言うのだ。いつもいつも母はそのことで泣く。しかしながら、そういう考え方が今の時代には通用しないということをわかっておいてもらわないと、これからどうしようもないのだということを何度も何度も繰り返し言ってわかってもらうしかない。
ひと泣きしたら落ち着いて、ツレアイくんには謝ってくれて、ちゃんと夜の会食はともにできたのでいいことにしよう。

私も娘と帰宅する前に宣言しておいた。
「お母さんのいいところも悪いところも、みんな受け止めてあげるよ」
そういう気持ちにならなければやっていけないってもんよ。

妹1夫婦が母を車で一緒に名古屋の新居に連れて行き、帰ってくる時に私が仕事帰りに東京駅まで迎えにいって送っていくという計画も立てていたのだが、その話は母が頑強に断ってしまっている。もう少し暖かくなって体調もよくなったら、頑張ってひとりで行くからと言ってきかない。まぁ、様子見というところかな。


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3 コメント

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おつかれさまでございます~ (玲小姐)
2010-04-11 13:26:58
母たるもの、「あなたが大事にすべきは自分の家族であって、おか~さんじゃないでしょ!」と、ぴしっと言えるべく、心したいと思っております^^
特に、男の子は、いくつになっても絶対に母親は切り捨てないので、母側から身を引く覚悟がないと、修羅場になりかねないですからね。

自分の母世代には大事にすることを要求され、子世代からは決別を決意しているワタシたち世代って、なんて健気(泣)。
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Unknown (hitomi)
2010-04-11 19:46:04
母の年代には言っても無駄、変えられない、と思い知らされています。母と夫の関係も難しいです。
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皆様、コメント有難うm(_ _)m (ぴかちゅう)
2010-04-11 22:44:06
★玲小姐さま
母たちの世代には「君には忠、親には孝」という教えがまだまだ染み付いているのでしょうか。
>「あなたが大事にすべきは自分の家族であって、おか~さんじゃないでしょ!」......ということを毅然と言えるように頑張りましょう。
★hitomiさま
>母と夫の関係も難しいです......特に娘が専業主婦で夫をたてている関係性というのが私の母には感覚的によくわからないらしいのです。自分が常に働いて稼ぎの少ない夫よりも主導権を握っていたので実家の女帝としてふるまっていたので、子どもたちにも第一優先で扱ってもらって然りだと思っているのです。
そこらへんの違いを丁寧に説明しておいたのですが、母が理解できたかどうかはわかりません(^^ゞ
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