宮本亜門演出の『Into the Woods』初演は、「月刊ミュージカル」誌の2004年ミュージカル・ベストテン第1位を獲得するなど評判がよかった。私はお伽話のようなあらすじだけ読んでなめてかかってしまい、後から観なかったのを大変に悔やんでいた。今年の再演は是非観ようと思っていたのだが、いろいろあってぐずぐずしていたところ、NHKで紹介されたのを観て即断。当日券で観ることにした。
一幕のあらすじは以下の通り。
ある王国に住むパン屋夫婦(小堺一機・高畑淳子)。そこに赤頭巾ちゃんが森の中にあるおばあさんの家へ出かけるので持っていくパンを買うのだと立ち寄る。その夫婦の悩みは子どもがなかなかできないこと。それは隣に住む魔女(諏訪マリー)が自分の呪いのせいだと言い、3日以内に森の中から4つのものを揃えたらその呪いを解いてやろうと言う。同じ舞台にはシンデレラの家と「ジャックと豆の木」のジャックとその母の家もあり、関係者は全て森に入っていく。
シンデレラ(シルビア・グラブ)は森の中の生母の墓で望みをかなえ、舞踏会に着ていくドレスを手に入れて3日間通いつめる。12時の鐘で逃げ出してきて王国の長男王子(藤本隆宏)はいつも彼女を森で見失う。自分から逃げる女は珍しいので恋しさが募り探しぬく。その手がかりの金の靴でとうとう見つけ出して結婚。赤頭巾は狼に食べられるがパン屋に救出される。ジャックも白い牛をパン屋の魔法の豆と交換し、魔法の豆の木を上って巨人の家からお宝を盗んできてすっかり金持ちになる。森の中の塔の中には魔女の育てるラプンツェルがいる。黄色い髪の毛を伝って上った弟王子と恋に落ち、双子を産んで王子と結婚。魔女の前に赤い頭巾、白い牛、黄色い髪の毛、金の靴の4つが揃った時、魔女は若さと美貌を取り戻し、パン屋は子どもを授かる。地上はみなハッピーエンドで幕、休憩。
あれあれ、こんな話で終わり?二幕はどうするのよ~とちょっと気をもむ。
二幕目、各登場人物はそれぞれにアレアレと幸せの絶頂から落ちていく。結婚した二組にも倦怠期が訪れ、ラプンツェルはノイローゼになってしまって出奔。さらに大事件が起こる。ジャックが豆の木から落として死んでしまった巨人の妻がジャックを探しに雲の上から降りてきてちょっと動き回るだけで国中を破壊してしまうのだ。人々の家々だけでなくお城まで壊され、全ての登場人物は森の中へ。森の中も木がなぎ倒され、赤頭巾のおばあちゃんも家ごとつぶされてしまった。
誰が悪いのか皆が皆を激しくののしりあう中で、ジャックが悪いと避難され、かばいだてした母親がまず王の家臣に殺される。狂言回しを兼ねた謎の男として登場していたのが実はパン屋の父で束の間の父子の再会をするが、魔女の呪いの原因をつくっていたのがわかり殺される。魔女はジャックを巨人の妻に差し出そうと追いかけ回す。
王子二人は森をさまよううちにみつけた眠り姫と白雪姫に心を奪われているし、さらにシンデレラの夫はパン屋の妻まで誘惑してモノにしてすぐに捨てる。夫のもとに帰ろうとした妻は木の下敷きになり.....と次々に登場人物は死んでいく。
パン屋も自分が子どもを欲しがったばかりにみんな死んでしまったのだと絶望にとらわれるが、妻の亡霊はそれを否定し励ます。パン屋の赤ん坊を囲んで残された者たちは少しずつ少しずつ支えあう気持ちが生まれてくる。そして「誰もひとりじゃない」「子どもたちは聴いている」の大合唱になっていき、The End!
次にキャスト評。魔女の諏訪マリーは初見だったがダントツの存在感。そして彼女の歌なしにはこの舞台が成り立たないと思った。シンデレラの母の亡霊役の荒井洸子も母の情感たっぷりのソプラノ!歌は今ひとつだが高畑淳子の妻の芝居がいい。王子にくどかれた後の女の色気もドキッとしたし、頼りない夫を支える立派な女房だった。
最後にシンデレラ夫の王子と狼の二役をやった藤本隆宏のイメージが一新されたことを書いておこう。競泳で二度のオリンピック選手になった彼は狼のイメージにぴったりのマッチョな肉体の持ち主で顔を見せない時、狼のイメージにぴったりだった。ところが王子で登場して目をみはる。『エリザベート』のエルマーくらいしか観ていないが、今回初めてそのハンサムぶりにドキッとしたし、女たらしのフェロモンもすごくてびっくり。これではパン屋の妻もイチコロだったことがうなづける。「僕は誠実になれと言われて育っていない。チャーミングであれと言われて育ったんだ」とかいう気障っちい台詞が気持ち悪くなかったのは立派だと褒めてあげたい。
新国立劇場中劇場は奥行きがとてもとても深い。さらに森の空間が客席をだいぶつぶしている。森の太い木が何本も立ち、場面に合わせてそれが大胆に移動する。キャストたちは森からさらに客席にどんどん出てくるし、いやがおうでも観客も巻き込まれていく。贅沢に劇場空間を使った舞台。この舞台装置を観るだけでも一見の価値がある。作詞・作曲はスティーブン・ソンドハイム。彼の音楽はブロードウェイでも決してメジャーとはいえないが、玄人好みでハマる人はハマるらしい。宮本亜門も劇団四季で上演された時の『リトル・ナイト・ミュージック』のライブLPを擦り切れるまで聞いたほど惚れ込んでいる。私は好きでも嫌いでもない、何とも不思議な感じがした。
これまで宮本亜門演出の舞台で観たのは『キャンディード』『ファンタスティックス』と今回の作品。3つに共通しているなと思ったのは、人間は弱い面醜い面を持っていることを前提として、登場人物は悩みながら成長し、支えあう中で希望を持って生きていこうというメッセージがある作品だということ。
宮本亜門自身、高校時代に一年間ひきこもったり、演出家を途中でやめてしまおうと沖縄にひきこもったりしている人。人は=自分は何のために生きるのかということをいつも考えている人なんじゃないかと思う。とても優しい人柄で、舞台が大好きで舞台で表現しようと細部にまでこだわって全てのキャスト・スタッフに丁寧に自分の意図を伝え、相手の思いもきき、そこでまた新しいものを作り出していくという舞台づくりをする人.....という印象を持った。
『ファンタスティックス』と『Into the Woods』は彼の舞台づくりが成功していると思う。あまり大きな作品ではない方が彼のきめ細かい作品づくりの志向には合っているのではないかな。
亜門版『ファンタスティックス』の感想はこちら
宮本亜門、やっぱり一度は『アイ・ガット・マーマン』が観てみたい。再演の時もチラシだけは持ってたのに観ていないのだ。次はいつやってくれるだろうか。
写真は新国立劇場HPより「Into the Woods」の2004年初演時の舞台写真の画像。
一幕のあらすじは以下の通り。
ある王国に住むパン屋夫婦(小堺一機・高畑淳子)。そこに赤頭巾ちゃんが森の中にあるおばあさんの家へ出かけるので持っていくパンを買うのだと立ち寄る。その夫婦の悩みは子どもがなかなかできないこと。それは隣に住む魔女(諏訪マリー)が自分の呪いのせいだと言い、3日以内に森の中から4つのものを揃えたらその呪いを解いてやろうと言う。同じ舞台にはシンデレラの家と「ジャックと豆の木」のジャックとその母の家もあり、関係者は全て森に入っていく。
シンデレラ(シルビア・グラブ)は森の中の生母の墓で望みをかなえ、舞踏会に着ていくドレスを手に入れて3日間通いつめる。12時の鐘で逃げ出してきて王国の長男王子(藤本隆宏)はいつも彼女を森で見失う。自分から逃げる女は珍しいので恋しさが募り探しぬく。その手がかりの金の靴でとうとう見つけ出して結婚。赤頭巾は狼に食べられるがパン屋に救出される。ジャックも白い牛をパン屋の魔法の豆と交換し、魔法の豆の木を上って巨人の家からお宝を盗んできてすっかり金持ちになる。森の中の塔の中には魔女の育てるラプンツェルがいる。黄色い髪の毛を伝って上った弟王子と恋に落ち、双子を産んで王子と結婚。魔女の前に赤い頭巾、白い牛、黄色い髪の毛、金の靴の4つが揃った時、魔女は若さと美貌を取り戻し、パン屋は子どもを授かる。地上はみなハッピーエンドで幕、休憩。
あれあれ、こんな話で終わり?二幕はどうするのよ~とちょっと気をもむ。
二幕目、各登場人物はそれぞれにアレアレと幸せの絶頂から落ちていく。結婚した二組にも倦怠期が訪れ、ラプンツェルはノイローゼになってしまって出奔。さらに大事件が起こる。ジャックが豆の木から落として死んでしまった巨人の妻がジャックを探しに雲の上から降りてきてちょっと動き回るだけで国中を破壊してしまうのだ。人々の家々だけでなくお城まで壊され、全ての登場人物は森の中へ。森の中も木がなぎ倒され、赤頭巾のおばあちゃんも家ごとつぶされてしまった。
誰が悪いのか皆が皆を激しくののしりあう中で、ジャックが悪いと避難され、かばいだてした母親がまず王の家臣に殺される。狂言回しを兼ねた謎の男として登場していたのが実はパン屋の父で束の間の父子の再会をするが、魔女の呪いの原因をつくっていたのがわかり殺される。魔女はジャックを巨人の妻に差し出そうと追いかけ回す。
王子二人は森をさまよううちにみつけた眠り姫と白雪姫に心を奪われているし、さらにシンデレラの夫はパン屋の妻まで誘惑してモノにしてすぐに捨てる。夫のもとに帰ろうとした妻は木の下敷きになり.....と次々に登場人物は死んでいく。
パン屋も自分が子どもを欲しがったばかりにみんな死んでしまったのだと絶望にとらわれるが、妻の亡霊はそれを否定し励ます。パン屋の赤ん坊を囲んで残された者たちは少しずつ少しずつ支えあう気持ちが生まれてくる。そして「誰もひとりじゃない」「子どもたちは聴いている」の大合唱になっていき、The End!
次にキャスト評。魔女の諏訪マリーは初見だったがダントツの存在感。そして彼女の歌なしにはこの舞台が成り立たないと思った。シンデレラの母の亡霊役の荒井洸子も母の情感たっぷりのソプラノ!歌は今ひとつだが高畑淳子の妻の芝居がいい。王子にくどかれた後の女の色気もドキッとしたし、頼りない夫を支える立派な女房だった。
最後にシンデレラ夫の王子と狼の二役をやった藤本隆宏のイメージが一新されたことを書いておこう。競泳で二度のオリンピック選手になった彼は狼のイメージにぴったりのマッチョな肉体の持ち主で顔を見せない時、狼のイメージにぴったりだった。ところが王子で登場して目をみはる。『エリザベート』のエルマーくらいしか観ていないが、今回初めてそのハンサムぶりにドキッとしたし、女たらしのフェロモンもすごくてびっくり。これではパン屋の妻もイチコロだったことがうなづける。「僕は誠実になれと言われて育っていない。チャーミングであれと言われて育ったんだ」とかいう気障っちい台詞が気持ち悪くなかったのは立派だと褒めてあげたい。
新国立劇場中劇場は奥行きがとてもとても深い。さらに森の空間が客席をだいぶつぶしている。森の太い木が何本も立ち、場面に合わせてそれが大胆に移動する。キャストたちは森からさらに客席にどんどん出てくるし、いやがおうでも観客も巻き込まれていく。贅沢に劇場空間を使った舞台。この舞台装置を観るだけでも一見の価値がある。作詞・作曲はスティーブン・ソンドハイム。彼の音楽はブロードウェイでも決してメジャーとはいえないが、玄人好みでハマる人はハマるらしい。宮本亜門も劇団四季で上演された時の『リトル・ナイト・ミュージック』のライブLPを擦り切れるまで聞いたほど惚れ込んでいる。私は好きでも嫌いでもない、何とも不思議な感じがした。
これまで宮本亜門演出の舞台で観たのは『キャンディード』『ファンタスティックス』と今回の作品。3つに共通しているなと思ったのは、人間は弱い面醜い面を持っていることを前提として、登場人物は悩みながら成長し、支えあう中で希望を持って生きていこうというメッセージがある作品だということ。
宮本亜門自身、高校時代に一年間ひきこもったり、演出家を途中でやめてしまおうと沖縄にひきこもったりしている人。人は=自分は何のために生きるのかということをいつも考えている人なんじゃないかと思う。とても優しい人柄で、舞台が大好きで舞台で表現しようと細部にまでこだわって全てのキャスト・スタッフに丁寧に自分の意図を伝え、相手の思いもきき、そこでまた新しいものを作り出していくという舞台づくりをする人.....という印象を持った。
『ファンタスティックス』と『Into the Woods』は彼の舞台づくりが成功していると思う。あまり大きな作品ではない方が彼のきめ細かい作品づくりの志向には合っているのではないかな。
亜門版『ファンタスティックス』の感想はこちら
宮本亜門、やっぱり一度は『アイ・ガット・マーマン』が観てみたい。再演の時もチラシだけは持ってたのに観ていないのだ。次はいつやってくれるだろうか。
写真は新国立劇場HPより「Into the Woods」の2004年初演時の舞台写真の画像。
私からのTBは大丈夫みたいですね。
私の観劇日は前楽だったからか、月曜日にも関わらず、客席は見た目では満員でした。今回の出演者には動員力の高い人が居なかった所為もあり、平日夜は空席が目立ったのかも知れませんね。
18日の演舞場、お目当ては加納幸和さんでしょうか?
私は加納さん初めてなので楽しみです。3階席最前列で観ております。
★かつらぎ様
激務をこなしていらっしゃったようでお疲れ様です。『Into the Woods』の新国立劇場のHPは下記のところです。
http://www.nntt.jac.go.jp/season/updata/10000102.html
残念ながら新国立劇場の公演は終了し、7/1~2の兵庫県の公演もチケット完売だそうです。次回の上演を待ちましょう(^O^)/
6月は6/16の夜に国立、6/18の昼に演舞場、6/25の昼に歌舞伎座、映画の「間宮兄弟」の予定まで入れております。「ミー&マイガール」おすすめにゆらぎます(^^ゞ
行きたい芝居が多いのに、かなり激務担ってきました。逆におすすめ芝居情報を教えていただければと思います。よろしくお願いします。
ブログのほうもぼちぼち再開です。トラックバックもつけられるようになりましたので、ためしてみてくださいね!「ミー&マイガール」も凄く元気の出る作品なので、ぜひぜひ観てみてください!
早速のトラバ返し、ありがとうございました!
しっかし、同日観劇と知っていたら、ご挨拶できましよね。
(><)
18日の演舞場、同日観劇です♪
幕間に、お目にかかれたらと思っています。
(*^^*)
>1幕でつまらないと帰ってしまわれる方がいた.....ってホントですか?!確かに1幕目はちょっと退屈な感じもありましたけど、そのお客さんは気が短すぎ!!2幕目観ないと丸々時間とお金を損して帰ってしまったんですね。ああ、お馬鹿さん。
★midoriさま
早速立ち直って書き直しの上のブログアップ。この力の入れ方じゃあ「よろり...」となるよな~と納得。さっそくTBも有難うございましたm(_ _)m
なんとmidoriさん、harumichinさん、私の3人とも同じ1日に観劇したんですねえ。事前にわかってれば3人でご挨拶だけでもできましたのに、それはちょっと残念。しかし同じ公演を観ての感想が揃いましたよ!
これまで宮本亜門は一勝一敗だったのですが、この作品で勝ち越しました。ってまだ3本しか観てません(^^ゞ
>宮本亜門氏の演出って、...誰もがキラキラさせる物語向きなのかもしれませんね.....同感です。だけど「キャンディード」は今ひとつでした。
「スゥイニートッド」の日本初演は幸四郎(当時は染五郎)と鳳蘭だったかな?ストーリーがおどろおどろしくって見送ってました。うう、お子ちゃまだった私。今度の市村・大竹コンビは絶対観ようと思ってます。
それとシルビア・グラブについてちょっと書きたいことがあるのです。私、エリザベートやってほしいなあと思ったことがあるのです。彼女のシンデレラを観て再びその思いがムクムクと!でも音域が合わないんじゃあないかなあということで声を大にしていません。低音域をパンチをきかせて歌うのが魅力的だし。でも高音域も出せるんじゃないかなと期待しているんですが、期待しすぎかしら。
誤;豚地装置→正:舞台装置
です。
“豚地装置”ってなに???って感じですよね。
(^^;
失礼しました。
アップできましたので、トラバさせていただきました。
新国立中劇場の深い深い奥行きを活かし切った豚地装置。
他の劇場で、どう再現するのか?!
興味があるのですが・・・。
“国立”ならではな取組みに拍手♪
素敵な舞台でした!!
(*^^*)
(その頃から歌舞伎にはまったので 笑)
スランプのあと、最近は良い作品を演出していらっしゃるみたいですね。
「この作品は2幕まで見ないとわからないのに、1幕でつまらないと帰ってしまわれる方がいた」と宮本亜門氏がTVでおっしゃっていました^^;
>すんごい気合を入れて、「INTO the WOODS」の感想を書き進めていました!...操作ミス...そこまでの分は、パァです。
うわあ、大変。お察し申し上げます(ノДヽ)気力が湧いて再度アップされたら是非ぜひTBお待ちしております(^O^)/
★あいらぶけろちゃん様
>モンナシ~ヌ♪.....の場合は「エリザベート」よりこちらが財布にやさしいです。是非是非次回は優先して観てくださいね。一見の価値は十分にある舞台です。
★harumichinさま
>『OUR HOUSE』とは料金が4000円ほど違う.....どうしてこんなに値段が違うんでしょうね。それなのに客席が埋まっていないというところがメジャーじゃないソンドハイム作品ゆえなのかな。なんかただのお伽話に毛が生えた話かなっていう先入観から初演を見送って失敗したんですが、今回ようやく観てやっと観るべきものを観たぞという満足感を得ました。
森の装置や巨人の影での表現が素晴らしかったし、話の運び方がサプライズで面白かった。ただ優しいだけじゃなく、突き落としておいて最後に希望もあって大人向けの童話でした。
客席埋まってないのがホント勿体ない舞台です。同じ作品を何度もリピートするのを一回減らしてでもミュージカル好きは一度は観て欲しい作品だと思いました。
そして最後にロビーで感じたこと。客層がいつものミュージカルの劇場と違いました。真面目な雰囲気の人が多い。なんか納得してしまいました(笑)
少年少女文庫から成長して読んだころ、驚いた記憶がありました。
そんなことをすっかり忘れ、宮本亜門演出に引かれ、安さに引かれ・・
今までの評判をまったく知らず出かけたミュージカルでした。
チャレンジャー!と読んでしまいたくなった新国立劇場のミュージカルに感謝でした。
初演も、すっごい堪能したので、迷うことなくチケットを取ってました。
ぴかちゅうさん感想の続編も楽しみにしています!
私も張り切ってアップしたいと思います。
(^^)V