08/05/01 久しぶりのメーデー集会参加！

♪晴れた五月の青空に～♪(以下、知らないから省略)
私の職場はユニオンショップの労組で、職場の半数を上限にメーデー集会への参加を時間内労組活動が保障されている。昔は経営と労組と一緒になって参加していたので参加者が多かったが、メーデーが分裂して以降は事情が大きく変わってしまった。なんとかそういう行事もこなせる仕事の余裕もなくなり、参加してもいいよという人も減ってしまった。
そういう流れの中で私自身も、数年前に分会三役をしていた頃に新人職員を引率して参加したのが最後となっていた。
今の部署に復帰してからは２人の職場で労組員は私だけだったので気軽に参加したいと言えなかった。この4/1から定年後嘱託職員が１名増員になったため、メーデー参加希望を出し、久しぶりの参加ができた。

そして、会場も職場のある東京の集会でなくても、埼玉にある事業所の分会が参加する埼玉の集会の方が自宅から近いということで参加してよいということだったので、初めての埼玉県中央メーデーに参加してきた。
会場は、父親の絵も出品された展覧会のあった県立近代美術館もある北浦和公園。木々の緑の中のスペースでの開催だったために木陰に行けば日差しからも逃れられる快適な会場だった。
東京の集会と違って各労働組合の中央の委員長さんのご挨拶がエンエンと続くのではなく、県内の労働組合の代表の身近な報告と頑張る決意表明だったので、聞いていて親しみも湧いた(公務員、教職員、医療労働者、生協職員、トラックの運転手さん、等等)。

北浦和から浦和の県庁前までパレード。その直前にようやく埼玉の事業所の若手メンバーと合流して一緒に歩いた。前のグループの宣伝カーのシュプレヒコールに合わせて声を上げていたが、昔の学生運動のような節回しもなく、言いにくいものもあって可笑しくて笑いながら、一生懸命にならずに声を上げて面白かった。
「食品の自給率を向上させろ～」：もっともだ！
「後期高齢者医療制度を中止撤回せよ～」「７５歳以上を差別するな～」：この間、両親の問題にいろいろ関わって制度改悪を実感していただけに全く同感だ～。
「日本を戦争をする国にさせないぞ～」：もっともだ！
「改悪教育基本法を具体化するな～」：もっともだけど、最も言いにくかったぞ～(笑)

県庁前で埼京線で職場に戻る若いメンバーと別れたが、その事業所では時間内労組活動の保障は丸一日ではないという。東京は丸一日だから地域による労使慣行の差ということだろう。
私は食事をとってから、実家へ向かい、いろいろと残りの手続きに忙殺されにいった。
写真は埼玉県中央メーデーの正面の看板を撮影。