ぴか の観劇(芸術鑑賞)日記

宝塚から始まった観劇人生。ミュージカル、ストレートプレイ、歌舞伎、映画やTVドラマ等も書きます。

09/09/28 職場で認知症サポーター養成講座を受講

2009-09-28 23:57:28 | 医療・介護・福祉など

他の先進国よりも速いスピードで高齢社会化が進行している日本。
認知症は誰にでも起こりうる脳の病気によるもので、85歳以上では4人に1人にその症状があるといわれている。誰もが正しい知識を持ち、認知症の人や家族を支える手だてを知っていれば「尊厳あるくらし」を支えることができる。(←ここはテキストから引用)

ということで、厚生労働省が「認知症を知り地域を作るキャンペーン」の一環として、「認知症サポーター 100万人キャラバン」を実施し、自治体ルートと企業ルートで認知症サポーターを養成する取り組みが始まっている。
どうやら目標の100万人は達成したらしいが、わが職場でもそのキャンペーンに協力し、まずは渋谷の本部で養成講座を開催。
ちょうどVDT作業者の二次検診も受けなければならない日と重なったので、検診予約時間を調整して続けて参加できるようにして受講してきた。

前半はテキストとケーススタディの視聴覚教材を組み合わせた内部講師によるレクチャー。後半は医師によるレクチャーだった。重複する内容もあったが、繰り返してもらった方が頭に入っていい。
埼玉県のサイトの「認知症サポーター養成講座」の項がわかりやすいのでリンクしておく。

講座を受講するとサポーターと認定され、認定証のオレンジリングを授与される。何年か前にアフリカ難民支援のホワイトリングというのがあったが、その手法で最近はいろいろな色のリングがある。オレンジリングをしている人があったら認知症サポーターということだ。
小中学校でもレクチャーが可能なように教材も用意されていて、実施例として子どもたちが勉強しているところも映像で映されていた。

私個人としても、要介護1を認定されている実家の母にその初期症状がみられるだけに、接し方の基本なども具体的に示されたので参考になった。なかなか家族として受容していくのは大変なのだが、本人が一番不安の中にいるだろうこともよくわかった。もう少し、優しく接してあげないといけないかなぁと思い直す機会となった。
写真は今回のテキストの表紙と認定証のオレンジリング。


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