ぴか の観劇(芸術鑑賞)日記

宝塚から始まった観劇人生。ミュージカル、ストレートプレイ、歌舞伎、映画やTVドラマ等も書きます。

11/02/24 ニュージーランド地震被災に思いを馳せる

2011-02-24 23:59:05 | つれづれなるままに

2/22のお昼、ニュージーランド南島の最大都市クライストチャーチでM6.3の強い地震が起きた。同市内では建物が倒壊するなどで大きな被害が発生。多数の死者が出ているというニュースでネットもテレビも埋めつくされている。
中国の四川省やハイチの大地震の時も大きな被害が発生しているが、今回はニュージーランド政府がいち早く諸外国に救助隊の派遣を要請し、日本からも政府専用機で緊急援助隊が駆けつけ、今日から3交代で24時間の救助作業が始まっている。

特に今回は、日本から多くの語学留学性が通っていた語学学校が崩壊し、中にいた多くの学生や職員が埋まってしまったため、日本での報道の取り扱いも破格に大きくなっている。

私の姪が大学時代にニュージーランドに短期留学し、彼の地がすっかりお気に入りになってしまい、よく話に聞いていた。今は契約社員として働いているが、ちょっと前までニュージーランドに本格的に資格をとれるような語学留学をしたいと言っていたせいで、今回、行方不明になっている若い方々が身近に感じられてならない。姪っ子もまかり間違えば・・・・・・と思ってしまうのである。
一人でも多くの方が救助されることを祈るばかりである。亡くなられた方のご冥福もお祈りする。

しかしながら、人間というものは、いついかなることで死を迎えることになるかわからないということにも思いを馳せる。災害や事故、事件に巻き込まれたり、急な病気になってということだってある。そうなった場合にも悔いが残らないように日々を過ごしているか、最近はけっこう考えるようになってきている。
最近は「見るべきものは見つ」というような充足感も感じていて、何かをまた観たり聞いたり体験したりできると有難いような気がするようになってきた。
それでもまだまだ、失敗やら後悔することもやらかしているのだが、感謝の気持ちを常に抱き、自分が少しでも世の中に役に立つことを残せないかと小さな努力はしているつもり。
自分や家族が病気を持って暮らすようになったからこそ、こういう心境に至ることができたということも痛感している。病気も悪いことばかりではない。

明日から天敵のスギ花粉の飛散量が多くなるというニュースに戦々恐々としながらも、頑張ってお仕事にいかなければと思っている。