パンダ イン・マイ・ライフ

ようこそ panda in my lifeの部屋へ。
音楽と本、そしてちょっとグルメなナチュラルエッセイ

野苺の季節

2015-05-24 | food
5月21日は24節気の小満でした。草木が芽生え,花が咲き,暖かさが暑さに変わる季節。
そんな折に恒例の野イチゴ取りに家族と出かけました。その年の気候で1・2週ずれるのが通例です。今年は先週と今週で出かけました。

まとまってありました!!


なんと毛虫つきです~。柄付は刺します。


先週は500グラム,今週は400グラムを収穫しました。そして苺ジャムにします。口の中のプチプチ感がたまりません。



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氷姫

2015-05-24 | book
カミラ・レックバリ。スウェーデンの推理小説家。1974年生まれ。昨年の新聞書評で知って,彼女を有名にしたエリカ・パトリックシリーズの第1作「氷り姫」を読んだ。
「氷姫」は2003年に出版。読んだ文庫は2009年8月第1刷だ。30年ぶりぐらいに海外推理小説を読んだ。

スウェーデンの小さな町,フィエルバッカで起きた殺人事件。35歳の同級生の女性,アレクスの自伝を頼まれた作家のエリカは,そのアレクスの死と向き合う。そして,地元警察署い勤める男
刑事,幼馴染のパトリック。この2人を軸に話は展開する。

アレクスの隠された過去。地元缶詰工場のオーナーの養子ヤーン,その兄,ニルスは20年も昔に行方不明になっていた。そして,アル中の画家,アンデシュは,エリカやアレクスと同級生で,
アレクスと付き合っていたという。しかし,そのアンデシュも自殺に見せかけて殺された。次々と明るみになる出来事,衝撃の真実が肉親から語られる。エリカの妹アンナの夫からのDV被害も挿入され,女性作家らしい魅力もある。

厳しい自然の中で,人は生き,そして暮らす。閉ざされた町に生きるが故に起きた悲劇。北欧の空気に触れながら,変わらない人間模様を堪能できる。
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