セルジュ・チェルビダッケ。ルーマニア生まれの指揮者。主にドイツで活躍した。1912年生まれ~1996年没。
フルトヴェングラーがベルリンフィルを追われ、その後任として支え、フルトヴェングラーの復帰を果たし、カラヤン後は、ヨーロッパをまわり、1971年には、ドイツのシュトゥットガルト放送交響楽団、79年にはミュンヘン・フィルハーモニーとの関係を構築した。
その暴言や厳しさ、録音嫌いや親分肌など、さまざまな逸話を残す。特にテンポの遅さは有名。
そのチェルビダッケが、老境の90年前後に、手兵のミュンヘンフィルと録音したブルックナーチクルスを聞く。
4番「ロマンテック」は予想通りに遅い。特に1楽章は、そのスマートさから、カラヤン・ベルリンフィル((1975)を愛聴していたので、「こりゃなんだ」でした。
しかし、この丁寧さも、しつこさとは異なり、ブルックナーハーモニーをある意味で聞かせていることに気がつくのです。
悠久のアンサンブルとして、聞き手に入ってくるのですから、心地よいのです。
ベーム・ウィーンフィル (1973) ノヴァク版 Total 68:10 ①20:14 ②15:34 ③11:09 ④21:13
カラヤン・ベルリンフィル (1975)原典版 Total 62:52 ①18:14 ②14:27 ③10:43 ④20:28
ヴァント・ベルリンフィル (1998)原典版 Total 68:11 ①19:09 ②15:58 ③11:14 ④21:50
チェリビダケ・ミュンヘンフィル(1988)ハース版 Total 78:07 ①21:38 ②17:34 ③11:03 ④27:52
フルトヴェングラーがベルリンフィルを追われ、その後任として支え、フルトヴェングラーの復帰を果たし、カラヤン後は、ヨーロッパをまわり、1971年には、ドイツのシュトゥットガルト放送交響楽団、79年にはミュンヘン・フィルハーモニーとの関係を構築した。
その暴言や厳しさ、録音嫌いや親分肌など、さまざまな逸話を残す。特にテンポの遅さは有名。
そのチェルビダッケが、老境の90年前後に、手兵のミュンヘンフィルと録音したブルックナーチクルスを聞く。
4番「ロマンテック」は予想通りに遅い。特に1楽章は、そのスマートさから、カラヤン・ベルリンフィル((1975)を愛聴していたので、「こりゃなんだ」でした。
しかし、この丁寧さも、しつこさとは異なり、ブルックナーハーモニーをある意味で聞かせていることに気がつくのです。
悠久のアンサンブルとして、聞き手に入ってくるのですから、心地よいのです。
ベーム・ウィーンフィル (1973) ノヴァク版 Total 68:10 ①20:14 ②15:34 ③11:09 ④21:13
カラヤン・ベルリンフィル (1975)原典版 Total 62:52 ①18:14 ②14:27 ③10:43 ④20:28
ヴァント・ベルリンフィル (1998)原典版 Total 68:11 ①19:09 ②15:58 ③11:14 ④21:50
チェリビダケ・ミュンヘンフィル(1988)ハース版 Total 78:07 ①21:38 ②17:34 ③11:03 ④27:52