今月は、私たちの班が当番月である。
生憎、朝からの雨。
外掃除は無理だろうなと思いながらも、草取りの道具を持って出た。が、地はぬかるんでいて仕事にならない。
さすがに冬の季節。
草の伸びは遅く、草抜きをしなくても、見苦しくはなさそうだった。
みんなで、室内の掃除だけをして解散。
帰宅後、朝食。
NHKの新日曜美術館を見終わったところへ、Tさんから電話があった。
来訪を告げるお電話であった。
玄侑宋久に関するブログを書いたので、Tさんは、ご自分の蔵書を早速届けてくださった。『御開帳綺譚』 『龍の棲む家』 『多生の縁』など。
私自身がアマゾンに注文した2冊の本は、注文の翌々日には届き、早速、『中陰の花』は読み終わった。今朝から2冊目の『アミターバ 無量光明』を読み始めている。
これに加え、Tさんからお借りした本を読み上げれば、玄侑宋久の世界が、かなり身近なものになるだろう。
作家、玄侑宋久は現役の僧侶なので、その作品は独特な世界である。
いずれ稿を改めて、作品については書く予定でいる。
読書は、読者がどういう心理状態に置かれているかによっても、あるいは年齢によっても、受け取り方はかなり異なるように思う。
私は、いい時期に、玄侑宋久に出会えたと思っている。
Tさんからは、いつものことながら、立派な大根やチーズなども、いただいた。
私が、元気のなさそうなブログを書くので、気にもしてくださった様子。
いつもお邪魔するばかりだったが、今日は、私の部屋に上がっていただき、ゆっくりと、多方面にわたるお話をした。
そのうち、水仙の里へも、一緒に行こうと、誘っていただいた。
海辺へ向かって下りる勾配の急な細道は、一人では不安がある。
昨年は、お天気に誘われ散歩がてら出かけたが、ひとりだったので、入り口のところで引き返した。さらに下った場所に、水仙が一面に広がり、<水仙の里>の見所があると分かりながら。
Tさんと一緒であれば安心して、海原を見下ろしながら、下ってゆけるだろう。
一番下の妹から、小包が届いた。
開けてみると、セーターが入っていた。私の誕生日を祝して。
当日は、それを着て、小さな旅に出かけよう。
今日はしつこい雨が降り続く。
どうやら散歩は諦めるしかないようだ。
先日、クロネコから、例年通り、アマリリスの鉢が届いた。
まだ球根のまま、鉢の中に眠っている。
そこには、葉や茎、花などの命が宿っていそうには見えない。
その名は「ピコティー」(写真 左)と「レッドニンフ」(写真 右)である。
ささやかながら、育てる楽しみを味わおう。