ぶらぶら人生

心の呟き

『考えるナメクジ』

2020-06-15 | 身辺雑記

 今日も、読書は洋間で。 

 コーヒーも洋間で。

 読んだ本は、松尾亮太著『考えるナメクジ』


  


 ナメクジ研究の成果が記された本。

 研究分野の広いこと!


 ナメクジは、ただきみ悪いだけの動物ではない、と。

 私が知らないだけで、動物は、それぞれ驚く能力を持っているらしい。

 鳥類など、上手に巣作りをし、どうかすると人間顔負けの子育てもする。

 ナメクジにも、不可知の能力があるというのだ。


 最近、ナメクジを見かけない。ただ居るらしいことは、石蕗の大きな葉についた、這った跡を見れば分かる。

 幾年前のことであったか、私は、裏口に置いていた履物に、ナメクジが潜んでいて、びっくり仰天させられたことがある。(かつてのブログにも書いたが、それがいつのことだったか探し出すのが難しい。)

 足の裏(右足)に、得体の知れない感触の、ぬめっとした違和感を感じ、大声を発して、はきものをぽーんと宙に脱ぎ捨てた。

 足裏のぬめりを洗い流すのは容易なことではなかった。想像を絶するぬるぬる感であった。

 その不快な記憶を蘇らせながら読んだ本である。

 ナメクジに限らず、諸動物は、私が想像する以上の能力をそれぞれに持っているのだろう。

 研究者によって、不思議な世界を見せてもらった。

 が、相変わらず、ナメクジを好きにはなれない。


      ☆☆☆☆☆☆☆

 私がいつも感心するのは、庭に見事な巣を張り、中央にじっと身構えているクモたちである。

 巣作りの協力者はいないのに、ひとりコツコツと見事な巣を作る。

  下の写真は、今日も、巣の中央に鎮座している小型クモ。(2匹)


  

 

  

 

   

 

  

コメント (2)
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