ぶらぶら人生

心の呟き

2月の庭 (クリスマスローズと梅)

2010-02-22 | 草花舎の四季
 二週間ぶりに草花舎にゆく。
 スーザンさんは、膝の調子がよくないとのこと、今日もお会いできなかった。
 明日は、病院に行き、診断と治療を受けられるのだという。
 直接お見舞いを言う英語力が私にはなく、Tちゃんを通して気持ちを伝えていただくことにする。

 食事の後、書棚から辺見泰子の『野の花つれづれ草』を取り出して、ページを繰った。
 野辺の草花が描かれ、エッセイが添えてある。
 その絵を、ボタニカルアートというのだと、Yさんに教えてもらった。
 野草の花だけでなく、地下茎までが描いてある。
 生命の全体が描かれているのだ。
 力強い花は、強靭な根に支えられている!
 当然のことに改めて感心する。

 草花舎で、かなり以前に、辺見泰子さんのボタニカルアート展をされたことがあるそうだ。私の記憶にないところをみると、山口で過ごしていたころなのだろう。
 入り口の壁に、辺見さんの、ピンク色の椿の花を描いた作品が掲げられていた。

 (帰宅後、パソコンで、ボタニカルアートについて調べた。植物の細密画の歴史は、かなり古いらしい。NHKの<趣味悠々>でも、2008年に、ボタニカルアート入門が放映されたことも知った。)
 

 草花舎の庭に、少しずつ春が感じられるようになった。
 今、クリスマスローズの花が見ごろを迎えている。
 前庭と奥まったところの二箇所に、色の異なる花が咲いていた。
 クリスマスローズは、恥らうように咲いている。
 白い花は、花弁を少し持ち上げて、カメラに収めた。
 

                

        

                

        

 小梅の白い花も紅梅も、今、花盛りである。

                

         
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光る海

2010-02-22 | 散歩道
 昨日、午後、海辺に行ってみた。
 海面に、無数の光が踊っていた。
 こんな光景を眺めるのは珍しい。
 少し西に傾きかけた太陽光線が、海と戯れているのだった。
 肉眼で見た、光る海の光景を、うまくカメラに収めることはできなかった。

             

 国道をしばらく歩いて、土田の浜に向かった。
 途中、山よりにそびえるヤシャブシの木の下に立った。
 春をいち早く感じさせる木である。
 雄花の穂が、梢に垂れているのが見える。昨秋の実をなお枝に残したまま。
 見上げた梢の隙間に、白い月が淡く浮かんでいた。7日ばかりの月である。
 添付の写真に、その月を見つけてもらうのは、ちょっと無理かもしれない。

            

            散歩の途次に見た花壇の花。

            

            
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<雨水の日>の朝は、淡雪

2010-02-22 | 旅日記
 19日の朝、山口に出かけた。
 県境の町は、雪景色となっていた。
 早朝に降り積んだ雪なのだろう。
 淡雪である。
 すでに青空が広がり始め、瞬く間に溶けてしまいそうな雪であった。
 それでも、ひと時の雪景色を楽しむことができた。
 添付写真は、ガラス窓越しに撮った雪景色である。
 この冬の雪の眺めは、これが見納めかもしれない。

             

             

             

 山口に一泊し、20日は晴れやかな空の下、友人の車に乗せてもらって、ドライブした。
 訪れてみたいと思いながら、そのチャンスを逸していた、<秋穂大橋>へ向かって。
 阿知須を経てのドライブ。
 山陽の海辺の空は、見慣れた山陰の空に比べて広いと思ったり、ゴツゴツした岩肌の小山の一つにも、独特な雰囲気を感じて楽しんだ。
 帰途、フロントガラスを通して、秋穂大橋の中央部をカメラに収めた。
 空をキャンバスにして、雲の塊を自在に投げつけたような佇まいが面白い。
 こんな雲の描かれた絵画を見たような気がした。
 誰の絵だったかしら?
 ふと、古賀春江の名が浮かんだが、果たして、このような雲を浮かべた絵があったかどうか、全く自信はない。

            
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