昨年は、草花舎のYさんが不在中で、お店が閉められているときに、見事に咲いた。昨年のブログによると、むしろ今年より早く、満開を迎えているようだ。
蔓を伸ばして、よくはびこる。今年のヤマトイバラは、桜の枝にまで這い登って咲いている。それはそれで、趣があって面白い。
もうかなり前から、草花舎の庭に、クリーム色のモッコウバラが咲いている。
入り口近くの柵の前に、群がるようにして。(写真)
前回、草花舎に出かけたときにも咲いていた。
その時もカメラに収めたのだが、ピクチャーカードを入れ忘れていて、役に立たなかったのだ。
【余禄】
(カードがないのに、映像としては残っている。これまた不思議に思えてならない。画像としては眺められるので、いまだに消さずに残しているのだが……。パソコンに取り込む方法があるのかどうか? あるいはカメラ屋に頼めば、現像してもらえるのかどうか?
その写真のなかには、当日初めて見た犬の写真も入っている。
広島から来たお客さんの犬であった。
私が、庭を歩いているとき、哀願するような動物の鳴き声を耳にした。その声をたどると、テラスに置かれたバスケットの中に、小さな犬がいた。近寄って、声をかけると、<呼んでるのは、あんたじゃないの>と言いたげに、甘えた声を出していた。
そのうち、飼い主がバスケットから出し、木に繋がれた。その小犬はなお鳴き続けた。待っているのは、同じ飼い主でもご主人方だったらしく、彼の姿を見るまでは、<助けて欲しいよ>と、甘え声で鳴いていたのだ。
その時、犬の種類を聞いて、どこかにメモしたはずなのに、今はそのメモを何に書いたかが思い出せない。まして、頭の記憶装置は不全ときている。
名前は<快>ではなかったか?
今、犬の種類をネットで調べ、<ブリアード>だったかもしれないと思うが自信はない。上に<トイ>がついていたことだけは確かである。
草花舎のTちゃんが、「玩具の<トイ>ね」と飼い主に確認しておられた。
私は、その場ですぐ電子辞書を引き、<toy>を調べた。
<限定的>な使い方として、
「<犬が>小型の」
という意味が出ていて、納得したのだった。
<ブリアード>は、ネットで調べたところ、もともと大型犬のようである。私の見た犬は、間違いなく小型だった。そこで、<トイ>が頭につけられたのではあるまいか。
本当は、犬の写真を添えて、その犬との出会いを書くはずだったのだが、それはかなわない。再び会うことはあるまい<快>ちゃんは、毛並みがふさふさし、両眼が長い毛の下に隠れていて、なんとも愛らしかったことを、書き添えておくことにする。
犬の種類については、いずれTちゃんに確認することにして……。
それにしても、することなすことに、ミスや記憶の不確かなことが多すぎる!)