ぶらぶら人生

心の呟き

5月の庭 (空木と躑躅)

2008-05-05 | 草花舎の四季
 連休の日々、好天が続いていたが、今日は曇り日。昼過ぎには、一時雨も降った。
 出かけようとしたとき、風を伴う雨となり、少しためらったが、3日以来、家にこもりがちなので、思い切って外出した。

 草花舎に着いたころには小降りの雨となり、庭を歩くこともできた。
 急に花の季節となり、庭全体が華やいでいる。

 空木と躑躅。(写真)
 <年年歳歳花相似たり>と言いつつ、庭を歩く。
 花の過多過少、遅速など、年毎に多少の変化はあるのだろうけれど、ほぼ同じ位置に、同じ花が咲く。特に木々の類は命が長い。
 が、それを眺める人の方は、そうはいかない。
 <歳歳年年人同じからず>である。
 劉希夷の名句を口ずさむ。
 元気で命永らえることに、絶えずおぼつかなさを覚える私だが、今年も、草花舎の<5月の花>に巡り合えた喜びに、しばし浸ったのだった。

 (4時過ぎの今は雲が払われ、美しい五月の青空となった。忙しく変化する今日のお天気であった。)
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