ベンケイソウ科タコノアシ属の多年草。花や実がびっしりと並んだ花序を吸盤の多いタコの足に見立てた和名。ただ、今はそれは枯れて、ちょうど茹で上がったタコの脚のような色をしている。タコノアシを一番初めに見たのは成東・東金食虫植物群落でだった。しかし、それもすぐに見られなくなり、幻の野草であったが、千葉市内の小さな池で見られることが分かり、大変うれしかったのを覚えている。
その後、千葉市の自然公園に植えられたりして見られる場所が増えたのだが、植えられたものはやはり不自然だったのかすぐに消えてしまった。残るのは1ヶ所千葉市内の小さな池だけとなっていた。ところが、この池に葦がはびこりだして水面全体を埋め尽くしてしまうと、タコノアシは端へ端へと追いやられ、やっと生き残っている状態が続いている、だがしかし、今年もその枯れた茎が残っており「どっこい生きている」状態が保たれそうなので一安心である。4月10日、千葉市内で撮影。
その後、千葉市の自然公園に植えられたりして見られる場所が増えたのだが、植えられたものはやはり不自然だったのかすぐに消えてしまった。残るのは1ヶ所千葉市内の小さな池だけとなっていた。ところが、この池に葦がはびこりだして水面全体を埋め尽くしてしまうと、タコノアシは端へ端へと追いやられ、やっと生き残っている状態が続いている、だがしかし、今年もその枯れた茎が残っており「どっこい生きている」状態が保たれそうなので一安心である。4月10日、千葉市内で撮影。