
オオイヌノフグリは春早くから咲き出していつまでも咲いている感じがする。そんなに春早くから咲き出して、昆虫も居ないのにどうやって繁殖するのだろうと思っていたら、自家受粉してしまうらしい。昆虫に頼っていないから午後3時頃になると花を閉じ始めてしまう。もちろん昆虫による受粉もすると言うことだから、両刀使いと言ったところか。ところでこの画像のオオイヌノフグリの花弁は5枚ある。普通は4枚なのだから1枚多いことになる。こういった奇形というと大げさだが、少し常態でないものが他の花でも見つかるものだ。3月26日に投稿した距が2~3本あるコマキノスミレなどだ。また、我が家の椿の花で雄しべの1本が花びらのようになったものがあった。