スズメはスズメ目スズメ科または、ハタオリドリ科の小鳥なのだ。ハタオリドリはアフリカに生息し、木の枝に壺のような巣を構築するので有名。だから、スズメもアフリカで生まれ、人類がアフリカに生まれて全世界に伝播したように、ユーラシア大陸を移動して、いつしかこの日本にも渡ってきたのだろう。ちなみに南北アメリカにはスズメは生息していなかった。今居るものは人為的に放たれたものだ。
スズメは害鳥と言うことになっており、狩猟鳥なのだ。害鳥といえば、お隣の中国では、毛沢東の号令で「スズメ撲滅運動」が行われた。その結果確かにスズメによる食害はなくなったが、その代わりに害虫が大発生し、結局収穫は大幅に減少し、数千万人の餓死者を出したという。このことは、我々の年代では未だに記憶に新しいところではないだろうか。食害もあるけれども、それ以上に我々の農業ないし生活に多大な貢献をしている鳥なのだ。害虫を食すると共に雑草の種を食べてくれるので大いに助かっているのだ。
秋になると、その年生まれた幼鳥と若鳥とが芦原や河原に集まって、大集団を作っているのを見る。いわゆる「群雀(むらすずめ)」とか「雀の学校」といわれるものだ。そして、彼らは我々人間と深い関係にあり、山奥や山林には居ないし、廃村にも居ない。人間と共にあるのだ。愛すべきスズメたちと言える。
我が国に生息するスズメ科には3種類おり、いわゆるスズメ、頬に黒斑がないニュウナイスズメ、そして近年北海道あたりに進出してきたというイエスズメだ。このイエスズメは15cmほどもあり大きいので、そのうちに北海道のスズメはこのイエスズメに駆逐されるのではないかと言われている。
スズメは害鳥と言うことになっており、狩猟鳥なのだ。害鳥といえば、お隣の中国では、毛沢東の号令で「スズメ撲滅運動」が行われた。その結果確かにスズメによる食害はなくなったが、その代わりに害虫が大発生し、結局収穫は大幅に減少し、数千万人の餓死者を出したという。このことは、我々の年代では未だに記憶に新しいところではないだろうか。食害もあるけれども、それ以上に我々の農業ないし生活に多大な貢献をしている鳥なのだ。害虫を食すると共に雑草の種を食べてくれるので大いに助かっているのだ。
秋になると、その年生まれた幼鳥と若鳥とが芦原や河原に集まって、大集団を作っているのを見る。いわゆる「群雀(むらすずめ)」とか「雀の学校」といわれるものだ。そして、彼らは我々人間と深い関係にあり、山奥や山林には居ないし、廃村にも居ない。人間と共にあるのだ。愛すべきスズメたちと言える。
我が国に生息するスズメ科には3種類おり、いわゆるスズメ、頬に黒斑がないニュウナイスズメ、そして近年北海道あたりに進出してきたというイエスズメだ。このイエスズメは15cmほどもあり大きいので、そのうちに北海道のスズメはこのイエスズメに駆逐されるのではないかと言われている。