ドクダミ科ハンゲショウ属の多年草。今年のハンゲショウは色づきというか白くなる度合いが少し少ないように思った。そして、なかなか白くならなかった。ドクダミ科だけあって、近くを通っただけでかなり独特の香りが全体からしている。ドクダミはそんなことはなく、触ったりもんだりして初めて香る。その香りも、ドクダミは、何というか薬品の香りのようで、言うなれば洗練されているが、このハンゲショウはやや泥臭い感じがして、野性的だ。ただ、私はどちらの香りも嫌いではないので、あまり気にはならない。
なお、暦の半夏生は夏至から11日目に当たる日を言い、今年は7月2日だったが、この七十二候の半夏生と、植物のハンゲショウとは関係はない。しかし、半夏生はハンゲが咲き出す頃という意味で、植物のことだ。ではハンゲとはどんな植物かというと、カラスビシャクのことだという。カラスビシャクはサトイモ科の植物で、その仏炎苞を柄杓に見立てた名前だそうだ。6月28日、千葉市内で撮影。
なお、暦の半夏生は夏至から11日目に当たる日を言い、今年は7月2日だったが、この七十二候の半夏生と、植物のハンゲショウとは関係はない。しかし、半夏生はハンゲが咲き出す頃という意味で、植物のことだ。ではハンゲとはどんな植物かというと、カラスビシャクのことだという。カラスビシャクはサトイモ科の植物で、その仏炎苞を柄杓に見立てた名前だそうだ。6月28日、千葉市内で撮影。