千葉県では、カテゴリー：Ｃ 重要保護生物に指定されている希少種と言うことになっている。これは、千葉市のとある原っぱに咲いていたもの。「野路虎の尾」と言うくらいだから、平地に咲くのだろう。私もここでしか見たことはない。この原っぱでは、畳３枚分ほどの群落を作り、満開に咲いていた。色々なチョウが吸蜜に来ており、全体の感じは、オカトラノオよりやや小振りである。花穂が垂れているのは同じだが、花穂もやや小さく、先が途切れた感じがある。葉は細く、茎に細かい毛があるのが特徴とか。保護はされているが、先行きやや不安があるのは否めない。
