備忘簿

日常の呟きを記録する。

ジロボウエンゴサク<次郎坊延胡索>

2012年05月02日 06時21分53秒 | 野草
ケシ科キケマン属の多年草。名の由来は、菫を太郎坊と言い、それぞれの距を引っかけて遊んだことに由来すると言う。伊勢地方の子供が遊んだと言うことになっている。延胡索とは、その根が漢方で言う鎮痛剤で、これには面白い話がある。
本当は玄胡索と言ったという。玄は黒いと言うこと、胡は西域と言うこと、索は細い糸と言うこと。だが、玄宗皇帝の玄と同じと言うことで玄は使えなくなったそうだ。そこで似た音の延になったという。唐の時代も西域からもたらされたのだろう。
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