備忘簿

日常の呟きを記録する。

坂月川上流部ビオトープ3

2005年06月10日 07時21分54秒 | Weblog
千葉市加曽利貝塚下を流れる坂月川に昨年暮れに設けられたビオトープに、前回5月26日に引き続き6月9日の午前10時頃に訪れてみた。
今回は、チョウの種類もやや多く、新しい種類のトンボも確認できた。しかし、前回指摘したとおり、芦が生い茂り水面を覆ってしまっている。そのためか前日か前々日にだいぶん芦を刈り取っているがそれでもなお不足である。水面がないとトンボは繁殖できないので、定着しない。
この日に見られたトンボの種類は下記の通りである。シオカラトンボ♂♀、オオシオカラトンボ♂♀、ショウジョウトンボ♂♀、たぶんマルタンヤンマ、たぶんギンヤンマである。前回まで見られたシオヤトンボは、今回は全く見られなかった。また、前回アオモンイトトンボが見られたが、今回はイトトンボは全く見られない。特筆すべきは、シオカラトンボが稲を植えた水面に産卵していたことである。♀が盛んに尾を水面にたたきつけて産卵し、♂は30cmほど上空を警戒飛行して♀を守っていた。ショウジョウトンボの♂♀がみられたので、これも産卵してくれるのではないだろうか。
チョウとしては、スジグロシロチョウ、モンシロチョウ、モンキチョウ、ベニシジミ、キタテハ、アオスジアゲハが見られた。モンシロチョウは坂月川の最上流からの流れ口にクレソンかセリが群落を作って咲いているが、それに群がっており、盛んに吸蜜したり、たぶん産卵もしているのだろうと思われる。なお、この日シマヘビが水面の近くで見られた。たぶんカエルをねらっているのだろう。添付画像は、当日見られたシオカラトンボの産卵シーン。
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