公開講座「韓国ソンミサン・マウル共同体から学ぶ」

8月26日(水) 公開講座「韓国ソンミサン・マウル共同体から学ぶ」

 市民活動サポートセンター遠矢家永子委員長が吹田・箕面の市民活動センターの委員長らと今夏に韓国・ソウル市の市民活動団体「ソンミサン・マウル」を訪問し、その報告会に出席しました。

 ソンミサン・マウルという名前は私も初めて知ったのですが、住民出資で60ほどのコミュニティ事業が展開している韓国でも注目されているコミュニティのようです。

 ソンミサンというのはソンミサンという小高い山周辺の コミュニティの名称で、マウルは村だそうですが行政区としての位置づけではありません。

 1994年に30代の共稼ぎ夫婦が中心となって共同育児施設を設立したのが始まりで、今では学童保育や学校など育児教育施設、カフェ、劇場など文化施設、生協や工房、コーポラティブハウスなどの企業体が生まれ運営しています。

 今ではソウル市マウル共同体総合支援センターが設立され、ソウル市内にこうしたマウルを15か所に拡大していくのが20011に当選したパク・ウオンスン市長の方針とのことでした。

 報告を受けた後、日本との違いや何から学んでいくかを参加者でディスカッション。

 現地に行かないと見えてこないこともありますが、こんなのがあったらいいという「夢を形にしていく」取り組みのノウハウには是非とも学びたいものです。まさに、「希望を起業に!」です。

 

 

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