偏狭ナショナリズムの台頭

5月14日(火) 偏狭ナショナリズムの台頭

 安倍総理の靖国美化発言に続いて、高市早苗・自民党政調会長が「靖国参拝は内政問題」「歴代内閣とは国家観・歴史観が異なる」とも発言。

 これに触発されたのか、大阪市役所でのぶらさがり記者会見橋下徹・日本維新の会共同代表が「命を懸けて走っていく時に、猛者集団、精神的に高ぶっている集団をどこかで休息させてあげようと思ったら、慰安婦制度というものが必要」とまで発言。

 さらに「米軍普天間飛行場に行った時、司令官にもっと風俗業を活用してほしいと言った。司令官は凍り付いたように苦笑いになってしまって。性的なエネルギーを合法的に解消できる場所は日本にはあるわけだから」と付け加えました。

 歴史認識をめぐる問題もさることながら、女性を性的欲求の対象としかみない人間としての思想性とその人権感覚に政治家以前の問題としておぞましささえ感じます。

 同じ共同代表の石原慎太郎氏も「軍と売春はつきもの」と橋本発言を容認。

 さすがにこれには、自民党関係者からも批判が。

 野田聖子・自民党総務会長は「論外だ。男性の矜持(きょうじ)はどこに行ったのか。コメントしようがない発言だ」と述べたそうですが、こんな人が「大阪の顔?」だなんて、恥ずかしい!!

 

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