そりゃおかしいぜ第三章

北海道根室台地、乳牛の獣医師として、この国の食料の在り方、自然保護、日本の政治、世界政治を問う

地球温暖化が深刻になりつつあるが

2013-07-08 | マスコミ報道

日本が大震災を受けさらに原発事故が起きて、その後の長期にわたるデフレの抱える問題などが相まって、地球の温暖化が一層進行しているようである。

Graph2地球の温暖化は、単に温度が高くなるというのではない。ならば北国Graph3
は、これからたくさんの作物が作れるし、劣化する南方の環境をしり目にほくそ笑む構造が時に誇張されたりしている。

地球温暖化の本質は異常気象なのである。異常気象とは気象現象そのものが特定できないことである。そして、単年度の観察では見えないことも、長年経ってみると温暖化になっているというものである。

ただ今参議院選挙の真っ最中である。自国の経済問題や自国の軍事力のことを訴えるばかりの政党がひしめいている。地球温暖化は、一時大々的に各方面から問題提起はあったが、目先と自国のことばかりが問題にされている。

温暖化をネタにして、原子力がのさばろうとして国策した時代は終わった。天然ガスなどの逃げ道は多少あるものの、再生可能エネルギーの開発と利用以外に方法がないことは、多くの人が気が付いてい入る。エネルギー多消費時代にあって、先鞭をつける政党が出てこない。

中国やインドはいまだに発展途上国と言い張って、温暖化の原因を先進国に押し付けて、温暖化対策には条件を付けるばかりである。先進国と自称する、G8のメンバーの主要メンバーは、途上国らしき国々に責任をなすりつける。

このジレンマが続きながら、温暖化は一層深刻になりつつある。経済至上主義、国家のご都合主義が政権を縛っている。環境問題は、政争にならないのである。

更に、TPPやFTAなどが進む限り、次世代に環境問題はより一層大きなお荷物として残してゆくことになるであろう。

左のフォトアルバム<和琴半島、緑の回廊>アップしています。

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