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田舎に住んでる映画ヲタク

「映画大好き」の女性です。一人で見ることも多いけれど、たくさんの映画ファンと意見交換できればいいなぁと思っています。

ある過去の行方(Le passe)

2016年11月13日 10時19分27秒 | 日記

ポスター A4 ある過去の行方 光沢プリント

 イラン映画で初めてアカデミー外国語映画賞を受賞、ベルリン国際映画祭でも金熊賞を含む3冠を達成した「別離」(2011)のアスガー・ファルハディ監督が、初めて国外を舞台に撮り上げた長編作。子連れのカップルが再婚を考えるが、娘の告白がきっかけで、それぞれの過去や本心が次々と明らかになり、見えなかった真実が浮き彫りになっていく様子をサスペンスタッチに描いた。夫と別れて4年がたつシングルマザーのマリーは、子持ちの男性サミールとの再婚を予定し、新たな生活を始めていた。しかし、正式な離婚手続きをしていないため、イランにいる夫のアーマドをパリに呼び寄せる。アーマドはマリーの新しい家庭と生活を目の当たりするが、そこにはどこか不穏な空気が流れていた。長女リュシーとの関係がうまくいっていないというマリーから、娘の本音を探ってほしいと頼まれたアーマドは、リュシーの話を聞くことになるが……。主演のマリー役は「アーティスト」のベレニス・ベジョで、カンヌ映画祭女優賞を受賞。(映画.comより)

 

ここで、より自分が賛同できるあらすじを見つけたので併記します。

離婚手続きのために4年ぶりにフランスへ戻ったアーマド(アリ・モサファ)は、妻のマリー=アンヌ(ベレニス・ベジョ)に別の男がいて、さらに再婚の準備をしていることを知る。マリー=アンヌはすでに何度も結婚・離婚を繰り返しており、長女リュシー(ポリーヌ・ビュルレ)は次の父親となるかもしれないサミール(タハール・ラヒム)と折り合いが悪く、家庭の雰囲気は殺伐としている。かつて義父だったアーマドは、家に寄り付かないリュシーの相談者として呼び出された意味合いもあるようで、アーマドはリュシーから驚くべき話を聞かされることになる。(映画批評的妄想覚え書きウェブより)

 

 

 

 いつ見たか忘れたほど前に見た録り置き映画。公開当時はプライベートシアターで「別離」の監督の作品だと言って、結構話題になっていた作品。主演も「アーティスト」のベレニス・ベジョだしね。

しかし、正直言って、何がいいのかわからない作品でした。何を言いたかったのかわかりませんが、大人が勝手すぎます。これほど勝手な人生を送るのであれば、子供をごろごろ作らない!がみがみ怒らない。なんだろうなぁ。アジアと価値観が違うのかなぁ。

主演のベレニスは、少しきれいなのかなんなのかわかりませんが、男ぐせが悪い。今も最初の夫の娘を連れたまま(他にも子供はいるが)、2番目の夫との離婚が成立していないのに3番目の男と婚約していて、きちんと離婚するための手続きを取るため、2番目の夫を呼び寄せたところ。しかし「ホテルが取れなかった」とか言って、自分の家に泊まらせるから二人の男は鉢合わせ。

しかも、3番目の男は妻帯者であったから、元々不倫で、なにが原因かはわからないけれど、奥さんは自殺未遂(?)した模様。その男も子供(男の子)を連れているから、ベレニスの子供とうまくやるため、子供同士も気を遣ってる。でも、男の子はベレニスに反発しているようす(当たり前だ)。でも、3番目の男は「きちんとしろ。謝るんだ」とか厳しく接する。最初の夫の娘はもう大きいから、複雑な思春期を迎え、次々と男を変える母親を嫌悪している。

こんな感じで話が始まって、ともかくぎくしゃく、上手く行かない人々が延々描かれます。こんなに男にモテるはずのベレニスはいつも不機嫌だし、温厚そうな2番目の夫は、義理の娘(思春期の娘ね)がなにをそんなに悩んでいるのか、探ることにもなります。

物語は結構複雑で、それぞれみんなに思うところがあって、意外な事実が出てきたりもします。それゆえ、サスペンス調なところもあるのですが、平凡なおばさんに言わせれば、大人たちが気まますぎるだけ。なんでこんなに好き放題なのかな。で、すごく悩んでたりもするんだけど、それって自業自得。まぁ、人生における何事も、みなそうなのかもしれないけれど。

ということで、個人的にはあまり良作ではないと思いました。私、お勧めしません。

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コウノトリ大作戦!(Storks)

2016年11月12日 16時24分44秒 | 日記

 

 ひとりっ子で遊び相手がいない少年ネイトは、まだ見ぬ弟と忍者遊びをすることを夢見ている。ある日、物置で古びた“赤ちゃん申込書”を見つけたネイトは、大喜びで赤ちゃんを申し込むが、届いた先はコウノトリ宅配便社。だが、売上重視になっていたその会社は、昔のある事件をきっかけに“赤ちゃんのお届け”を禁止していた。ところがある手違いから可愛い赤ちゃんが誕生してしまい、会社NO.1配達員のコウノトリでお人好しのジュニアは、赤ちゃんを見た途端、その可愛らしさにメロメロ。ジュニアは会社に内緒で、赤ちゃんを届けようと決心するのだった。“告げ口屋”のハト、“赤ちゃん好き”のオオカミの群れ……。次々に襲い掛かるトラブルに巻き込まれながらも、ジュニアは配達に奮闘するのだが……。(moviewalkerより)

 

 

 久しぶりにチビ息子と鑑賞。朝1回目の上映はすいてました。もちろん吹き替え。今回はプロの声優さんたちの吹き替えとあって、とても自然な感じに仕上がってました。しかし、オリジナルの声を見ると、ジェニファー・アニストンやダニー・トレホの名があったりして、特にダニー・トレホなんかは聞きたかったなぁって感じです。

昨今のアニメは本当に画像が美しい。すごいもんですねぇ。

「赤ちゃんはコウノトリが連れて来る」・・・こんなこと、今も言うんでしょうか。もう知らない人がいてもおかしくないくらい、最近は聞かない様な気がします。そう言えば、こういう映画ができるってことは、アメリカでも同じことを言うってことですね。今頃ですけど(笑)。(注:映画チラシに「この伝説は、ヨーロッパをはじめ世界各地にある」と記されてました)

忙しい両親にあまり構ってもらえない男の子ネイトは、弟が欲しくて仕方がありません。そんなとき、屋根裏で「コウノトリ宅配便」の申込書を見つけ、大喜びで出してしまいます。コウノトリ宅配便社は、かつては赤ちゃんを運んでいましたが、ある事件の後はそれをやめ、今は一般の荷物のみを配達するようになっています。

その「事件」以来、社に住み込みで育てられている天然女子チューリップは、あるとき、もう使っていない「整理工場」に配属され、そこで誤って機会を作動させてしまい、ネイトのお手紙が有効となってしまいます。生まれてきてしまった赤ちゃんはどうするんだ!次期社長と目されるコウノトリのジュニアとチューリップは、現社長の目を盗んでこっそり赤ちゃんを届けようと奮闘します。しかし、これがなかなか一筋縄では行きません。かわいい赤ちゃんにメロメロな二人と、組み体操の技術がすごすぎるオオカミの群れ、ジュニアの出世を阻もうとする同僚の妨害などを乗り越えながら、二人の冒険の旅が始まります。

結論から言うと、子供向けの単純明快なハッピーエンド・ストーリーです。でも、楽しかったですねぇ。レベル高すぎなオオカミたちの組み体操は笑うしかありませんし、赤ちゃんは超・超かわいい。

画はきれいだし、登場人物はみないい人。なんか疲れててほっこりしたいときに、どうぞ。

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スター・トレック BEYOND(Star Trek Beyond)

2016年11月10日 07時49分39秒 | 日記

 

 

 人気SFシリーズをJ・J・エイブラムス監督の手によりリブートした「スター・トレック」新シリーズの3作目。宇宙の最果てにある未知の領域を探索する過程で、惑星連邦の存在意義の真価を問う新たな謎の敵と遭遇するジェームズ・T・カークと、彼の率いるU.S.S.エンタープライズ号のクルーたちの戦いを描く。前2作でメガホンをとったエイブラムスはプロデューサーを務め、大ヒットシリーズ「ワイルド・スピード」を手がけてきたジャスティン・リン監督が新たにメガホンをとった。カーク役のクリス・パイン、スポック役のザッカリー・クイントのほか、ゾーイ・サルダナ、サイモン・ペッグ、カール・アーバン、ジョン・チョウ、そして2016年6月に事故で他界したアントン・イェルチンら、エンタープライズ号のクルーを演じるレギュラーキャストが再結集。ペッグは今作で脚本も手がけている。(映画.comより)

 

 

 待望の新作。もうこの辺まで来ると、何がどれと繋がっているのか、どの映画と世界が一緒なのか、あるいは独立しているのか、もうさっぱりわからなくなっているおばさま(私)ですが、とりあえず話題作なので見ておきたいと言うことで。前2作も見てありますし。

上映時間もなかなかに長い。映像はすごい迫力!3Dでもないのに、この迫力は何だと思うほどの映像。さすがにジャスティン・リン、J・J・エイブラムス。しかしながら、個人的には、中心となるお話が普通だったように思います。「ひたすら映像を見せる」あるいは「魅せる」映画だったのかな、と思いました。身も蓋もないことを言ってすみません。本当にすごい迫力だったのです。それで、つい引き込まれて興奮したのですが、終わってみると「お話って、そう言えばなんだったけな」と思ってしまったのです。これは単に私がアホなのかもしれません。

宇宙を平和に治めるため果敢に挑み、敵を蹴散らしながらも融和を模索し、仲間は必ず救う。まぁそんなところです。お互いぶつくさ言いながらもカール・アーバンとザッカリー・クイントがつるまなければならなかったり。お笑い要素も満載です。

アクションが素晴らしかったのも、監督がジャスティン・リンだったからかもしれません。すごく身体能力に優れたエイリアンが出てくるんだけれど、彼女がソフィア・ブテラ。「キングスマン」で義足の殺し屋ガゼルを演じていたカッコいい女性ですね。今回もすごく素敵でした。

あと、アントン・イェルチェンが出てきたときは、さすがに泣きそうになりました。あまりに若い。日本の映画にも出たりして、おちゃめでかわいいところが好きだったのに。ちょっとアパム伍長(ジェレミー・デイビス)に似た感じで。神様は不公平ですね。

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ジェーン(Jane Got a Gun)

2016年11月06日 14時33分44秒 | 日記

Jane Got A Gun

 ナタリー・ポートマンが主演・製作を務め、ユアン・マクレガーが敵役で共演する西部劇。南北戦争直後のニューメキシコ周辺。ジェーンは夫のハムと娘と平穏な毎日を送っていたが、ある日、夫が銃弾を受けて瀕死の状態で家に戻ってきた。夫に傷を負わせた悪名高きビショップ一家の首領ジョン・ビショップの手から夫と娘を守るため、ジェーンは南北戦争の英雄でかつての恋人ダンに、わらにもすがる思いで助けを求める。ジェーン役をポートマン、ジョン・ビショップ役をマクレガーが演じるほか、ジェーンの夫ハム役を「リトル・チルドレン」のノア・エメリッヒ、ジェーンのかつての恋人ダン役を「ブラック・スキャンダル」のジョエル・エドガートンがそれぞれ演じる。監督は「ウォーリアー」「プライド&グローリー」のギャビン・オコナー。(映画.comより)

 

 

 これも意外に田舎で上映されてて、「これは見ておかないと」と思ったわけです。才女ナタリー・ポートマンが主演・プロデュースを兼ねるということで、力が入っているわりには評判がイマイチだったと聞いた作品。さて、どんなものでしょうか。

西部劇の形を取っていますが、お話は普遍的なもので、別に西部劇でなくてもよかったかも、と思いました。まぁでも女性の働く場所が売春宿しかなく、男並みの権利が認められていないということで、西部劇の時代でなければならなかったのかもしれません。

ともかく、街には悪党一味がはびこり、女と見れば売春宿に放り込まれ、善人は虐げられる・・・そんな典型的な西部劇になってます。そんな中、恋人(ジョエル・エガートン)の帰り(南北戦争に出征していた)を待ちわび、便りも何もない3年で「死んだ」と思ったナタリー・ポートマンは、別の男性との生活を始めています。しかし、売春宿から彼女を救い出し、ボスを裏切ったその主人(ノア・エメリッヒ)は悪党のボスに付け狙われます。

そしてある日瀕死の重傷を負ってしまいます。幼い子供を守るためにも、ナタリーが立ちあがるほかないのです。

と、これだけのお話なら、強い女性のカッコいいお話になったのかもしれません。しかし、時代が時代。ナタリーは元カレ(ジョエル・エガートン)に援助を頼むのです。彼女に裏切られた元カレにしたら「なんで俺が」と思うところでしょうが、そこは男気。やっぱり彼女を助けてあげるのです。

設定が違うとはいえ、このへんはジェニファー・ロペスの「エナフ」を思い出しました。あの作品では「そこで元カレに頼るんかい!」と強く思ったのを覚えています。自分も鍛えて強くなるのにねぇ。「じゃ、モテない女はどうするわけよ」と思ったのを思い出しました(笑)。

そして悪党のボスはユアン・マクレガー。あまりの化け具合に、よく見ないとわからないほどです。

全般、よく出来ていて、収まりのいいお話で意外性はありませんが、みなさん熱演です。時間があれば、どうぞ。

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世界一キライなあなたに(Me Before You)

2016年11月03日 18時22分55秒 | 日記

ME BEFORE YOU

 英作家ジョジョ・モイーズが2012年に発表し、世界40カ国以上で翻訳されベストセラーとなった恋愛小説「ミー・ビフォア・ユー きみと選んだ明日」を、「ゲーム・オブ・スローンズ」「ターミネーター:新起動 ジェニシス」のエミリア・クラーク&「あと1センチの恋」のサム・クラフリンの共演で映画化。性格は前向きなだが、夢にチャレンジすることに躊躇し、仕事を転々としながら、なんとなく毎日を過ごしているルー。彼女の働いていたカフェが閉店してしまい、職を失ったルーは半年限定で介護の仕事に就く。ルーが担当することになったのは、快活でスポーツ好きだったが、バイクの事故で車椅子生活を送ることとなった青年実業家のウィルだった。当初、ウィルはルーに冷たく当たるが、ルーの明るさがウィルの心を溶かし、やがて2人は互いに最愛の存在となっていく。監督は本作で長編映画デビューとなるイギリスの舞台演出家テア・シャロック。(映画.comより)

 

 

 都会でしか上映されていないような作品が、田舎でもやってる!しかもずれることなく。なにげにうれしくなって早速出かけてしまいました。

よかったです。若いときにしか起こり得ない美しい物語。ちょっとダサいけど(といっても充分かわいい)pureな女性と、未来をなくした若い男性の物語。おばさんは、なんだか心洗われました。生粋のイギリス映画です。

主演はリッチなイケメンにサム・フランクリン。私、「あと1センチ・・・」は見てないので、「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズで、美しい人魚に心惑わされていた若き牧師さんの印象です。女性はエミリー・クラーク。なんと!「ターミネーター 新起動」の主役だった子ですね!雰囲気違いすぎて全然わからなかったです。あんなにカッコよかったのに、今回はいい人だけどどんぐさくてダサい、みたいな。体型もどぐさそ~な感じになってて。すごいですねぇ、さすがに女優さんですね。

サム・フランクリンは、若くて裕福、その上イケメンときていて、美人の彼女もいてまさに人生は順風満帆。ところがそんなある日、ついよそ見しながら道を渡ってしまい、大型バイクに轢かれることに。そのまま、自分の意志では全く体が動かせないほどの障害を負い、一生を車いすで過ごすことになってしまいます。懸命のリハビリにより、片手の指だけなんとか動かせるようになりましたが、それ以上は物理的に無理。そんな彼は、以前の生活がまぶしすぎて現状を受け入れることができません。まぁ、そんなの、成功してない人でもそうなんでしょうけど。

片や26歳でまた失業しちゃったエミリア・クラークは、いい人でがんばり屋なんだけど、今回は勤めていたカフェが閉店することになったりと、なんか運のない子。家も貧乏で、なんでもいいから稼がなきゃならなかった。そんなとき、6ヶ月だけの率のいいバイトを見つけて飛びつきます。それがサムの世話だったのです。

もちろん、ヒネちゃってるサムはことごとく皮肉を言い、人を遠ざけようとします。しかし、生活がかかってるエミリアだって負けてはいられないのです。持ち前の、ちょっと過激なファッションセンスで、カラフルな衣装をとっかえひっかえしながら、必死に毎日勤めます。彼女のファンション、国が違うからか、あるいは設定の時代が違うのか。私の周りだと「かなり浮く」感じの派手さでした。もちろん、若いから似合ってますよ。個性なんでしょうけど。

彼女の「めげなさ」がよかったんでしょうね。彼も最初は彼女に呆れもしましたが、だんだん彼女に気を許すようになってゆきます。教養も、住む世界も違う彼女を包むような感じ。でも、このアルバイトが「6ヶ月」だったのには、わけがあったのです。

これは、映画のチラシにも普通に書いてあるので、書いてもいいかと思うのですが、もう回復が見込めない彼は「尊厳死」を選択していたのですね。それを知った彼女はショックを受けます。なんとか彼を翻意させようと必死になります。彼だって、彼女のことを愛おしいと思っていることに変わりはないのです。果たして彼の思いは、彼女の思いはどうなるのでしょうか。「命を尊ぶ」ことが一番なのか、あるいは「人としての尊厳」が大事なのか。じゃ、愛する人の思いはどう受け止めるのか。

これは、ぱっと見「難病ものの男女のメロドラマ」のような体(てい)を取りながら、人としての奥深い価値観を問うてきます。果たして自分なら。

冒頭にも書きましたが、エミリアがよかったですね。本当にまさかの「サラ・コナー」。全く気づきませんでした。何とも言えないpureさとダサさと。えもいわれぬかわいさを醸し出してました。

お勧めです。

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