田舎に住んでる映画ヲタク

「映画大好き」の女性です。一人で見ることも多いけれど、たくさんの映画ファンと意見交換できればいいなぁと思っています。

ジョン・ウィック チャプター2(John Wick: Chapter 2)

2017年07月13日 17時39分44秒 | 日記

イメージ 1

 キアヌ・リーブスが伝説の元殺し屋に扮し、銃とカンフーを融合させた新銃術「ガンフー」を取り入れたアクションでヒットを記録した「ジョン・ウィック」のシリーズ第2弾。前作でニューヨークを舞台にロシアン・マフィアを相手に繰り広げた壮絶な復讐劇から5日後。平穏な生活を送りたいジョンは、イタリアン・マフィアのサンティーノからの殺しの依頼を断るが、それにより自宅を爆破されてしまう。ジョンはサンティーノへの復讐を開始するが、命の危険を感じたサンティーノに7億円もの懸賞金をかけられ、世界中の殺し屋から命を狙われる事態に巻き込まれてしまう。チャド・スタエルスキが前作に引き続き監督を担当。ジョン・レイグイザモ、イアン・マクシェーンら前作からのキャストに加え、グラミー賞ラッパーのコモン、「トリプルX 再起動」のルビー・ローズらがジョンを狙う殺し屋として出演。リーブスの代表作である「マトリックス」シリーズのローレンス・フィッシュバーンが独自の組織を束ねるキング役で出演。(映画.comより)

 

 

 

 

 あははははは!アホな映画!ここまでアホだと笑える。冒頭から爆音全開。自分の車のありかを突き止めたジョン・ウィックが取り返しに来るんだけど、当然マフィアたちは抵抗する。ほとんどあり得ないほどの攻防戦が爆音とともに展開し、扉がないどころか、ほとんど原型をとどめない愛車をとにかく取り返したキアヌはさっそくジョン・レグイザモに連絡。「修理できるか?」このやりとりはほとんどコメディ。笑えます。

私、この冒頭のシーンの爆音に腰を抜かすほど驚いたのだけど、これって通常より大きな音?それとも私が単に久しぶりに映画を見たからそう感じたのかな。映画の音量って決まってて、そんなことありえないのかな。誰か知ってたら教えて下さい。

前作は、見ていた私も「犬まで殺すこと、ないやんか!」って一緒に憤慨し、大いにキアヌを応援したものですが、今回は戦う理由もアホらしい。コンティネンタル・ホテルの支配人イアン・マクシェーンに「サンティーノなんかと”血の誓い”を交わしたおまえが悪い」と言われるのですが、その通りなんですね。「交わした以上、守らなければならないことはわかっていたはず」とも。そうなんですね、いちいちもっともなんです。

あとはもう、「死」あるのみの展開。こんなに人を殺していいのか。コモン演じる殺し屋と音のしない銃で、こっそり市街戦、なんかは爆笑です。そりゃ一般人を巻き込んじゃいけないだろうけれど、普通にエスカレーターとか上りながら、お互いを「プシュン、プシュン」とこっそり撃ち合う。可能?

突然現れるスモウレスラー、豹変する路上バイオリニストなど、もうバカウケです。なんでもいいんですが。

その割には「トリプルx」のルビー・ローズちゃんが使い切れてなかったり。今回彼女はしゃべれないっていう設定です。なんと、キアヌは手話までできる!なんてマルチなんでしょう。

ともかく、中身はほとんどありません。ホテルの渋いレセプショニストなど、前回から引き続き出演している俳優さんもいますし、まさかのローレンシュ・フィッシュバーンがキアヌと並んでいたり、カッコいい「武器ソムリエ」がいて「デザート」まで揃えてくれたり、見所も満載なのですが、話はあってないものと思ったほうがいいと思います。まぁ「視覚を楽しむ」って感じでしょうか。

もうやめておかないと、そろそろイアン・マクシェーンとか、出てくれなくなるよ、プロデューサーさんたち。当たってる限り作るのかしらんけど。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする