田舎に住んでる映画ヲタク

「映画大好き」の女性です。一人で見ることも多いけれど、たくさんの映画ファンと意見交換できればいいなぁと思っています。

ライフ(Life)

2017年07月17日 10時23分38秒 | 日記

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 「デッドプール」のライアン・レイノルズ、「サウスポー」のジェイク・ギレンホール、「ミッション:インポッシブル ローグ・ネイション」のレベッカ・ファーガソン、「ウルヴァリン:SAMURAI」の真田広 之が共演し、地球外生命体を調査していた6人の宇宙飛行士が密室の無重力空間で直面する恐怖を描いたSFスリラー。火星で未知の生命体の細胞が採取され、世界各国から集められた6人の宇宙飛行士が国際宇宙ステーションで極秘調査を開始した。しかし、生命体は次第に進化・成長して宇宙飛行士たちを襲いはじめる。高い知能を持つ生命体を前に宇宙飛行士たちの関係も狂い出し、ついには命を落とす者まで現われる。「デンジャラス・ラン」でもレイノルズと組んだダニエル・エスピノーサ監督がメガホンをとり、「デッドプール」のポール・ワーニック&レット・リースが脚本を担当。(映画.comより)

 

 

 

 これは・・・出演陣が豪華な割には中だるみしたゆるい映画でした。ただ、ラストは好きです。個人的にこういう展開というか、終わり方は好きなんですけどね、映画がゆるすぎました。なにかしメリハリがなくって。

日本からは真田広之が参戦。でも、他のメンバーより目立って年配なのに、リーダーじゃない。しかもちょうど火星生命体の発見に湧いていたころに「子供が無事生まれた。メイだ」って、え~いくつの時の子?なんか、アジア人は若く見えるという慣例を踏襲してますね。いろんな国のメンバーが集まっているという設定なんだけど、キャプテンがロシア人、女性。また彼女が頼りないのよ。いざ生命体が暴れ出したときも「どうすればいい?」とか言ってるし、メンバー自体もその時々で「閉めろ!」「いや、助ける」とか意見が飛び交うばかりで全然統率がとれてないんだけれど、それをちっとも束ねることができてないんです。映画全般、そんな感じでゆるく仕上がっちゃってます。

火星に生命体がいるかもしれない、というのはもはや定説で、私もそうではないのかな、と根拠なく考えたりします。で、彼らが見つけた”シンプルで無駄のない細胞”が信じられないスピードで進化するわけです。かなりの知的生命体です。何に取りついてもエネルギーや自分の栄養(?)として取り込んでしまうし、学びも驚異的に早い。人間は絶対にかないません。逆に、ヒトがこれほどのスピードで学べたらすごいでしょうね。だから、どんなに逃げようと工夫しても所詮勝てないのです。まぁ、人間の端くれとしてヒトの側に立って見ていると、憎たらしいほどの進化、実力。んんんん・・・。

で、この知的生命体「カルビン」に襲われるシーンは、結構グロテスクです。心臓や気の弱い人はやめておいたほうがいいかも。最初に書いたように、ラストの展開は好きです。この映画は評価が別れると思うので、DVDでもいいかもです。

コメント
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