先日、NHK「病の起源」で糖尿病について取り上げていました。
太っているからといって糖尿病になりやすいわけではない。
生まれつきインシュリンの働きが弱い人がいる
昔から脂肪を多く取る食生活をしてきた欧米人は民族的に「脂肪に対する耐性」
がある
日本人は近年脂肪を取る食生活に変化してきたので、民族的に「脂肪に対する
耐性」がなく糖尿病になりやすいといえる
妊娠時母親が十分な栄養を取れない状況にあると、生まれてきた子供は先天的
にインシュリンの働きが弱い
などが述べられていました。
今回のトピックスは、「生まれた環境によって糖尿病になりやすいことがある」
ということです。
私も漠然と「糖尿病は贅沢病である」と思っていましたが、それは間違いでした。
歯科医としても糖尿病と歯周病は密接な関係があるので糖尿病の話題は
見逃せません。
今回の番組では糖尿病に関する最近の知見についての内容がメインで、
「では、どうすればよいか。」ということに関してはあまり触れませんでした。
「運動が有効である。」という当たり前のことで番組は終了しました。