「食べ物を小さく切ってから食べる」ことが大切です。
いきなり食べ方のお話ですが、これは歯が悪くならないように予防することにつながります。
「食べ物はよく噛んで、一口30回噛んで食べましょう。」と以前このブログでお伝えしました。
これに関連して、「早食い」は歯に悪いです。
早食いすることは、一回一回を強く噛んで食べることになり、強い力がかかって歯に負担がかかります。
逆に一口30回噛もうとすると、一回一回をやさしく噛むようになります。
強い力で30回噛むことは大変だからです。
ですので、「食事は一口30回噛むようにして、ゆっくりと長い時間をかけてするようにしてください。それが歯の健康のためになります。」と診療室ではお話ししています。
そして、今回のテーマですが、食べ物を口に入れる時に「小さくして」食べることも歯のためになります。
大きな塊で食べ物を食べようとすると、意外にかなりの力が噛むのに必要です。
特にお肉がその典型です。
このブログではお肉を食べることを頻繁に推奨していますが、大きな塊肉にかぶりつくのは歯には大きな負担になります。
小さく切ってから食べるだけで、歯を守ることになるのです。
お肉は一辺が1センチのサイコロくらいに小さく切って食べてみてください。
まず、食べやすいです。
そしてそれを30回噛んで食べるのは、じっくり食事することになり、満腹中枢もきちんと刺激され、食べすぎを防ぐことにもなります。
食べ物を小さく切って、よく噛んで食べる。
歯のためにも、是非日頃から意識してください。
小幡歯科医院
目黒駅 品川区 小幡歯科医院 (obatadc.sakura.ne.jp)