ゆうきゆう著 「マンガで分かる ゆうきゆう式ストレスクリニック」を読みました。
こちらの本のマンガ版です。
心が疲弊しているビジネスマンを、精神科医がカウンセリングしていく物語の形をとって話が進んでいきます。
セクシー心理学!?というジャンルだそうで、お色気とギャグを交えながら、過去のエビデンスや実験結果をベースにして、心理学を楽しみながら勉強していくことができます。
栄養学を勉強していると、最大の酸化ストレスはやはり「精神的ストレス」であると痛感します。
精神的ストレスは、対人関係において感受性が高まっていると生じると感じます。
様々なストレスに対して、考え方やものの見方を変えるだけで気持ちが楽になることを、このマンガは教えてくれます。
それはちょっとした変化でよく、このコツを積み重ねるとかなり気持ちが前向きになるだろうと思うことばかりです。
男女の口喧嘩における気持ちの持ちようの違い、相手に興味を持ってもらうには、緊張した場面での気の持ちよう、人間関係における境界密度とは、ストレスを感じた時に一番大切なこと、、、、、
など、日常に普通に湧く感情がたくさん出てきます。
中でも、「何か一つを手放したら、それよりずっといいものがやってくるものである」と結論付ける、壺に石を入れる実験が面白かったです。
心理学を勉強することはあまりないのですが、時々こうやって心理学に触れると新しい発見があって新鮮です。
カウンセリングされるのが男性のサラリーマン、主人公がグラマーな女医。
心理学は老若男女問わず人間に普遍的なものであると思いますが、このマンガは男性がターゲットになりやすそうです(笑)
下巻も出版される予定だそうで、楽しみです。
小幡歯科医院