現在(5月23日)、東京、神奈川、千葉、埼玉など首都圏と北海道を除いて緊急事態宣言は解除されています。
東京ももそろそろです。
一か月以上にわたってStay home、自粛が求められました。私もほとんどが家と診療所の往復で、休みの日に時々散歩やランニングをしていましたが、太りました。
患者さんや友人に聞いても、ほとんどの人が体重が増えたと言っています。
私の場合は食事は変わりませんが、運動量が圧倒的に減りました。テニスができなくなったのが一番大きいです。
なんと、糖質制限を始めた頃よりも体重が増えています。
もともと、太る体質ではないので、糖質制限で最大体重が減ったのは4kgですが、それを超えてリバウンドしたのには自分でも驚きでした。
糖質制限を始めて2年目くらいが一番体重が落ちていました。その時は糖質量も少なく厳しい糖質制限でした(一日の糖質量20gくらい)。
その後、MEC食を取り入れて卵とチーズが増えました。糖質量は変わりませんでしたが、体重は1kg増えました。
その後、厳しい糖質制限をやめて少し糖質を摂るようにしました。それまで摂取する糖質は野菜と根菜類が主でしたが、時々穀物も食べるようになりました(平均して一日の糖質量60gくらい)。そして体重は1kg増えました。
体重にはセットポイントというものがあって、同じような生活をしていると体重はいつも同じような数字を示します。
糖質制限を始めてから、体重が2kgマイナスという時期が長く安定していたのですが、ここへ来て急激に体重が増えてきました。
その増加分は3kgで、なんと糖質制限を行う前の時よりも体重が増えたのです。
運動不足だけでは説明のつかない増加分で、もう一つの体重増加の理由はストレスだと思われます。
このコロナ災害の中、ストレスのない人はいないでしょう。
ストレスによって体重が増える人と減る人がいますが、私は前者です。
同じような食事をしていても、ストレスが増えればそれだけで体が酸化した状態になって、脂質を取り込みやすくなって体重が増える場合があります。
しかし、脂質はストレスに対抗するためのホルモンであるコルチゾールを作る大切な材料です。
ストレスに対抗するために太るというのは、体の自然な摂理です。
コロナウィルスによる混乱が収まるまでは、このままの方がよいかもしれません。
ただし、28歳の頃からウエストのサイズが変わらなかったのですが、さすがに腹回りが大きくなってきました。
白衣のズボンがきつくなったことが、唯一最大の問題で困っています。
小幡歯科医院
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