腸内環境を整えるには悪玉菌を増やさないようにすることが第一歩であることを書きました。
そして、善玉菌を増やすことができれば腸内環境はさらによくなります。
善玉菌:悪玉菌:日和見菌=2:1:7くらいが理想と言われていますが、実際には善玉菌が少ない人が多いそうです。
ところで腸内細菌はどこからくるのでしょうか。
それは、生まれてくるときに母親の産道を通る時にもらいます。
ですから、お母さんの腸内細菌をまずはそのままもらいます。
そして母乳に含まれる乳糖、オリゴ糖、ラクトフェリンによって赤ちゃんは善玉菌を増やしていきます。
出産時に母親の腸内細菌が整っていることがとても大切であることがわかります。
生まれてくるときに産道を通らない場合、つまり帝王切開の場合はその部屋の空気中にいる細菌をまずは受け取ります。
そして、そこから母乳によって善玉菌を増やしていきます。
赤ちゃんにとって完全栄養食である母乳には、腸内細菌を整える作用もあるのです。