ブドウ糖を体の中に入れないようにする糖質制限。
「じゃあ、エネルギーはどうするの?ブドウ糖がなければ
ガス欠した車のようになっちゃうんじゃない?」
という質問をよく受けます。
その答えがケトン体です。
ケトン体とは脂肪が代謝される時にできる物質でエネルギー源
になります。
糖質に頼らない場合は脂肪をエネルギーとして使うのです。
脂肪を使って体を動かすわけですから、太らない理由も
うなずけますね。
しかも脂肪はエネルギー効率がよく、貯えも効きます。
糖質はその場限りのエネルギーで、肝臓で貯えられる
(グリコーゲン)量も限られています。
糖質制限をして脂肪をエネルギーに変え(ケトン体)、
タンパク質をブドウ糖に変える(糖新生)ことができれば
病気に負けない身体をつくることができます。
糖質の悪影響から身を守るわけです。
糖質制限の目標はケトン体をエネルギーにすることです。