小幡歯科医院歯科話

品川区目黒駅前小幡歯科医院の公式ブログです。一般歯科治療の話から体の健康の話まで幅広く語ります。

ケトン体は効率のいいエネルギー

2012-07-23 06:52:00 | 栄養

ブドウ糖を体の中に入れないようにする糖質制限。

 

「じゃあ、エネルギーはどうするの?ブドウ糖がなければ

ガス欠した車のようになっちゃうんじゃない?」

 

という質問をよく受けます。

 

その答えがケトン体です。

 

 

 

ケトン体とは脂肪が代謝される時にできる物質でエネルギー源

になります。

 

糖質に頼らない場合は脂肪をエネルギーとして使うのです。

 

脂肪を使って体を動かすわけですから、太らない理由も

うなずけますね。

 

しかも脂肪はエネルギー効率がよく、貯えも効きます。

 

糖質はその場限りのエネルギーで、肝臓で貯えられる

(グリコーゲン)量も限られています。

 

 

糖質制限をして脂肪をエネルギーに変え(ケトン体)、

タンパク質をブドウ糖に変える(糖新生)ことができれば

病気に負けない身体をつくることができます。

 

糖質の悪影響から身を守るわけです。

 

糖質制限の目標はケトン体をエネルギーにすることです。

 

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする