マクロビオティックという食事療法があります。
玄米菜食などとも表現されるこの食事法について話します。
玄米や雑穀を主食とし、有機農産物や自然農法による
食材を選び、なによりも砂糖をしようしないというところに
共鳴していた時期があります。
実は肉は体に悪いと思っていた時期もあったので、
魚はしっかり摂るマクロビをやろうとしていた時もあります。
ただ、この食事ではあまり元気がでません。
タンパク質が足りません。
特に日頃運動する自分には合いませんでした。
それとは別に、患者さんでマクロビを行っている人にある
共通点があることに気が付きました。
ちょっと歯ぐきが弱いのです。
歯周病になりやすいという意味ではありません。
何か弱々しいのです。
タンパク質が足りないというのがその理由だと思われます。
歯ぐきが弱っている人にはマクロビオティックは向か
ないんじゃないかなと日頃感じていました。
そしたら別の視点からマクロビを説明しているブログを見つけました。
ブレス・デザイン・デンタルオフィスの吉岡先生のブログです。
http://www.breath-design.com/?eid=1621007
この先生は鉄欠乏の観点からマクロビの危険な部分を
語っています。
鉄はコラーゲン合成に必要なので、欠乏すると髪の毛、
皮膚、爪、そして歯ぐきが弱ってしまいます。
歯ぐきが弱っている人は自分の食生活、特にタンパク質の
摂り方を見つめ直すとよいでしょう。