啄木鳥の詩

里山の自然と山野草・高山植物、低山歩きと野鳥観察

今晩は「コシアブラ」を食べよう

2013-04-15 08:31:25 | 山野草

ここ1週間、山菜に恵まれている。トキの島から持ち帰ったワサビ、アマドコロはすぐに食べてしまった。その後、タラの芽を採る事ができ、サンショウの芽も初めて食べてみた。昨日は、カミさんが庭の畑の片隅で育てているセリのゴマ和え。この間、弟が育てたと言う立派なタラの芽も送ってもらった。食べられることを知り、昨年から食べているアマドコロは香り、味ともイマイチだが、春の気配はいっぱい含んでいる。今日の写真は“コシアブラ”

「コシアブラ」はウコギ科ウコギ属の落葉高木。樹高は7-10メートルという。若芽が山菜として人気があるという。ウコギ科・・・と言っても判りにくいがタラの木やウドの仲間と言われると、何だか食べられそうな気がする。

ネット(ウィキペディア)でコシアブラを調べてみた。葉の形状を説明しているのが、専門家らしい(専門家を真似た?)表現で“判りにくい”。葉は掌状複葉で5枚の小葉からなり、長さ10-20センチの葉柄を持つ。小葉は倒卵形~倒卵長楕円形・・・???いつも利用させもらっていて悪いのだが、専門的に過ぎる説明や解説は馴染めない。花の咲き方を表現する“総状花序”など、専門用語の解説のまままま使ってしまう。少しでも判りやすく表現したいと思っているのだが・・・・。

葉の形を説明するのに、私の知識のレベルだと「トチ木やホウの木の葉を小型にしたような形」ぐらいにしか説明できない。若芽の頃はナナカマド、トネリコ・・似た形のものがいっぱいある。自然の中で自生している場所を1箇所知っているが、それは誰かが先に採った形跡があるので判ったこと。私にコシアブラがタラの芽より美味しいと教えてくれた人は、山歩きや山菜取りの時に“前のシーズンから木がある場所を確認しておく”と話していた。

当家の庭のコシアブラ。トキの島から数年前に小苗を持ち帰り、ようやく食べられるまでに成長した。芽は日に日に成長しており、今日採らないと限界。今晩はコシアブラの天ぷらか胡麻和えだろう。コシアブラの木は2メートル以上に成長して来た。




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