最近の週刊誌で原発問題を一番取り上げているのは「週間現代」で
あろう。同誌7月30日号は衝撃的な内容だった。「わが子のオシッ
コからセュウムが出て」と題した内容は、日本の将来に危機感を抱
かせるものである。体内被曝の問題である。
検査を主導したのは「子供たちを放射能から守る福島ネットワ-ク
」で、6っのNGOが連携し、今回検査を行った。福島に住む10人
の子供たちから350~500mlのオシッコがフランスに空輸され、
「研究所ACRO(アクロ)」に調査を依頼したという。同研究所は
フランス原子力安全機関(ASN)からも認定を受けている放射線調
査の専門機関だという。今回は「セシウム」だけの検査を依頼した
という。
その結果、10人全員からセシウム134と137が検出された。
セシウム134は「0.41~1.13」、137は「0.43~
1.30」(単位はベクレル/リットル)であったという。この数値
だけでも大変なのに、その数値の150倍近くが体内にあると推計さ
れている。
これに対し、「十分に低い値。健康への影響は疫学的にみても考え
られない」、斑目原子力安全委員長は即座に断じた、と同誌は報じて
いる。また、「今回の調査結果は、放医研(放射線医学総合研究所)
の推計によると、70歳までに受ける線量が最大でも8.9マイクロ
シ-ベルトで極めて低いレベル」、と文部科学相はコメントしている、
とも同誌は報じている。このコメントは子供や国民の健康を心配する
立場にたったものではなく、明らかに東電を擁護する立場でのものと
云わざるを得ない。本末転倒もはなはだしい。
これらに対し八王子中央診療所理事長の山田医師は「重要なのは子
供の内部被曝が確認されたことです。それなのに、自分たちは責任を
持って検査をやりもせずに、人がやった検査結果を元に放医研に計算
させ、『健康に影響がない』、ではあまりにもいい加減すぎます」、
云っている。
また、琉球大学の矢ケ崎名誉教授は「尿として出た線量の150倍
近くが身体の中にあると推計できます。さらに、セシウムだけでな
くストロンチュ-ム90が出たら生物学的半減期はさらに長く、大変
なことになる。『軽微な被曝』と過小評価してはなりません。体内で
放射性微粒子が放射線を出すと、特定の部位を集中して被曝させるこ
とになり、人体に非常に危険な作用を及ぼすことになります」、と云
っている。
さらに野僧の意見をつけたすと、今回の検査対象外の放射性物質が
体内にあるとすれば、大変なことになるはずである。たとえば、ヨウ
素があれば、甲状腺癌や固形癌の心配も出てくる。また、心臓にも悪
影響があるとも報じられている。最悪なのは奇形にも関連するのでは
ないか、というマスコミ報道がある。
一方、「たけしのテレビタックル」(7月18日、放映)で、厚生
労働省から出されたピンク色の小さな「パンフレット」の中に、放射
性物質が含まれた物質を食べても、健康に悪影響はない、というよう
な内容が書かれている、とも報じられた。そこまで厚労省が云うので
あれば、厚労省の食堂に、毎日、放射性物質を含んだ食物を出せばい
いではないか。放射性物質バンザイと云いながら昼食などを食べれば
いい。国家公務員は全員、科学音痴なのであろうか。それとも何か他
に意味するものがあるのであろうか。政府やその研究機関は信用でき
ない。内閣は一体、何を考えているのであろうか。日本国民全滅作戦
を考えてるのであろうか。国民の健康以上に重大なこととは何なので
あろうか。
あろう。同誌7月30日号は衝撃的な内容だった。「わが子のオシッ
コからセュウムが出て」と題した内容は、日本の将来に危機感を抱
かせるものである。体内被曝の問題である。
検査を主導したのは「子供たちを放射能から守る福島ネットワ-ク
」で、6っのNGOが連携し、今回検査を行った。福島に住む10人
の子供たちから350~500mlのオシッコがフランスに空輸され、
「研究所ACRO(アクロ)」に調査を依頼したという。同研究所は
フランス原子力安全機関(ASN)からも認定を受けている放射線調
査の専門機関だという。今回は「セシウム」だけの検査を依頼した
という。
その結果、10人全員からセシウム134と137が検出された。
セシウム134は「0.41~1.13」、137は「0.43~
1.30」(単位はベクレル/リットル)であったという。この数値
だけでも大変なのに、その数値の150倍近くが体内にあると推計さ
れている。
これに対し、「十分に低い値。健康への影響は疫学的にみても考え
られない」、斑目原子力安全委員長は即座に断じた、と同誌は報じて
いる。また、「今回の調査結果は、放医研(放射線医学総合研究所)
の推計によると、70歳までに受ける線量が最大でも8.9マイクロ
シ-ベルトで極めて低いレベル」、と文部科学相はコメントしている、
とも同誌は報じている。このコメントは子供や国民の健康を心配する
立場にたったものではなく、明らかに東電を擁護する立場でのものと
云わざるを得ない。本末転倒もはなはだしい。
これらに対し八王子中央診療所理事長の山田医師は「重要なのは子
供の内部被曝が確認されたことです。それなのに、自分たちは責任を
持って検査をやりもせずに、人がやった検査結果を元に放医研に計算
させ、『健康に影響がない』、ではあまりにもいい加減すぎます」、
云っている。
また、琉球大学の矢ケ崎名誉教授は「尿として出た線量の150倍
近くが身体の中にあると推計できます。さらに、セシウムだけでな
くストロンチュ-ム90が出たら生物学的半減期はさらに長く、大変
なことになる。『軽微な被曝』と過小評価してはなりません。体内で
放射性微粒子が放射線を出すと、特定の部位を集中して被曝させるこ
とになり、人体に非常に危険な作用を及ぼすことになります」、と云
っている。
さらに野僧の意見をつけたすと、今回の検査対象外の放射性物質が
体内にあるとすれば、大変なことになるはずである。たとえば、ヨウ
素があれば、甲状腺癌や固形癌の心配も出てくる。また、心臓にも悪
影響があるとも報じられている。最悪なのは奇形にも関連するのでは
ないか、というマスコミ報道がある。
一方、「たけしのテレビタックル」(7月18日、放映)で、厚生
労働省から出されたピンク色の小さな「パンフレット」の中に、放射
性物質が含まれた物質を食べても、健康に悪影響はない、というよう
な内容が書かれている、とも報じられた。そこまで厚労省が云うので
あれば、厚労省の食堂に、毎日、放射性物質を含んだ食物を出せばい
いではないか。放射性物質バンザイと云いながら昼食などを食べれば
いい。国家公務員は全員、科学音痴なのであろうか。それとも何か他
に意味するものがあるのであろうか。政府やその研究機関は信用でき
ない。内閣は一体、何を考えているのであろうか。日本国民全滅作戦
を考えてるのであろうか。国民の健康以上に重大なこととは何なので
あろうか。
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