今週の法話

法華宗北海寺住職-二王院観成による仏教用語と法話集です。毎週水曜日に更新いたします。

「気候変動適応法」の問題点

2019-01-28 14:12:22 | 幸福の追求

  「気候変動『適応』に苦慮」との「クローズアップ」が毎日新聞(19.1.28号)

に掲載された。その見出しに『自治体拠点整備進まず』、『予測に基づく施策 前例な

』、『地域ごとの想定必要』などという言葉が踊る。

 これは「気候変動適応法」(昨年12月施行)の体制整備がなかなか進まない状況を

報じたものである。それもそのはずである。今後の災害が段々と巨大化するのは確実と

思われる。例えば、水害一つだけを完全に近い形で整備したとしても、災害は一度だけ

で終わるものではない。次の年に同じような災害に襲われるかもしれないし、場合によ

っては同じ年に2度襲われるかも知れないからである。1.5度というレッドラインを

超えれば、どのような巨大な災害が発生する可能性を予測することは非常に困難である。

すなわち、人類がこれまで経験したことのない災害が多発する可能性があると云わざる

を得ない。われわれ人類が経験したことのない地球環境になるからである。その原因を

造ったのは人類である。「便利な生活」、「金儲け第一主義の経済活動」などが地球環境

を破壊したからである。それにも懲りず、今も秒単位で地球環境を破壊し続けている。

 ところで22世紀を迎えられる人類はどの位であろうか。①故西丸震哉氏は、現在の

世界人口(70億人)の5~10%位であろう、と推定した。10%といえば7億人で

ある。②西丸説を参考にして野僧は5%(3.5億人)と推定している。③さらに少な

いのは、1億人(0.142)と推定している論者もいると聞いている。この人々は

10%のエリートを90%の人々が支える、というもので人間牧場と云われているよう

である。野僧の5%3.5億人というのは、まだ多い方なのである。

 いずれにしても、人類が経験したことのない災害の規模も分からないし、対策の立て

ようがないのが実情ではなかろうか


美味なススキノの黒醤油ラーメン(プレイスポット)

2019-01-19 14:33:13 | イチロー・ワールドワン・メーター

 ススキノの「ラーメン横丁」にある「ふじや」の「黒醤油ラーメン」を食べに行った。4回目でようやく食べることができた。

行列ができているので待ち時間が長そうなので食べずに他に行ったり、昼に行ったら夕方からの営業だったりしのたが原因でなか

なか食べれなったからてある。「黒醤油ラーメン」と聞くと、いかにもショッパそうに感ずるが、以外とサッパリ味である。また

麺がいい。腰があって食感も良い。ラーメンは脂っ濃くていやだという人でも納得できるサッパリ味で美味である。場所はススキ

ノ交差点にあるススキノ交番(南4条西3丁目)の二軒となりの「ラーメン横丁」を下におりてまっすぐ行った奥から4軒目の右

側の店が「ふじや」である。下に降りる通路が歩道から見えるので場所もわかりやすい。営業時間は午後6時~午前3時までであ

る。椅子は8個しかない小さな店である。ススキノ交番の側なので女性同士で行っても安心の場所でもある。「黒醤油ラーメン」

は、腰の強い麺で、スープは煮干し味でさっぱりした当たり外れのない店である。

 一方、ラーメンは脂の濃いのが好きだ、という人もいる。そういう好みの人には、もう1カ所にある「ラーメン横丁」(南5条

西3丁目)(店は一階の通路の両側にある)の「白樺ラーメン」店をご紹介しょう。この店の売りは「味噌ラーメン」で、なかな

か脂っ濃いが美味である。またこの店の特長は、「ゆで卵」が無料で、何個食べても自由なことである。最高に多く食べたお客さ

んは30数個だという。野僧も何個食べられるか挑戦したが、3個食べたら腹一杯になってしまった。皆さんも挑戦してみたら良

いかもしれません。この「白樺ラーメン」を食べ損なった方は、新千歳空港内にも出店しているので、そこで食するのも一考かと

存じます。

 なお、ラーメンの好みは人それぞれである。交番隣の「ラーメン横丁」も、一階の「ラーメン横丁」もそれ

ぞれの味で美味であること書き留めておきたい。