広島市北部の土砂災害によって死者71人、
行方不明者11人になった。(8月27日現在)。
貴重な人命を容赦なく奪う自然災害の猛威を
今更ながら見せつけられた気がする。
今回の災害で二つの教訓が得られた。一つは、
木造住宅では壊滅する、ということである。二
つ目は、住宅の裏側に山がある場合、裏山側に
窓を付けてはならない、ということである。
テレビ報道を見ると、正面から襲う土砂によっ
て窓は破られ部屋の中は壊滅し、さらに隣の部屋
へも侵入し、家全体を押しつぶす様子が分かる。
したがって、土砂を正面から受ける結果となる裏山
側に窓を付けるべきではない、と考えられる。ただ
し木造住宅では裏山側に窓がなくとも、壊滅する可
能性が高いと思われる。鉄筋コンクリー住宅の場合
にのみ災害を最小限度に押さえられるものといえよ
う。
大災害から自分の命を守るのは自分でしかない。
誰も助けてはくれないのである。常に災害対策を考
えた日常生活をすべきであろう。すべての人々はも
っと賢明に生きるべきである。