『地球人の再生への道!』
ー 本格化する小の三災 ー
野僧の処女作である『地球成仏』を出版したのは1998年のことである。その中で地球人が地球上から消え去る
地球人絶滅論を2500年も前にブッダは「長阿含経」(ぢょうあごんぎょう)という経典の中で説いている具体論を
紹介した。その反響は大きく、現在の地球環境とぴったり合致している内容だったからである。
具体的には「小の三災」で人類は絶滅するという。病災と飢餓災で人類は絶滅すると説かれてる。病災(疾病災)
と飢餓災をそれぞれ3回ずつ繰り返し、生き残った人間同士が木くずや石などを手にして最後に原始的な殺し合いで
絶滅するという内容である。すなわち ①病災 ②飢餓災 ③病災 ④飢餓災 ⑤病災 ⑥飢餓災 ⑦刀災(戦争・
最後の殺し合い)で地球人は絶滅するという内容である。現在の文化・文明が崩壊した後で最後の戦争というよりも
殺し合いで人類は絶滅するとの意味であろう。
現在は①の病災の時期であるが、約5年~6・7年間であろう。②から⑥まではそれぞれ各10年くらいになるのでは
ないかと思っている。一方、最終的な刀災は2090年から2100年頃になるのではなかろうか。
しかし、野僧は人類は絶滅しないで、世界の総人口の約5%(約3億人)の地球人が生き残るのてはないかと推測して
いる。日本人も約500万人くらい生き残ることができると考えている。恐らく、絶好の地理的な好位置に住んでいる
人々だけが生き残ることができるのではなかろうか。
飢餓災は、すでに地球の高温化、森林火災、砂嵐、バッタなどの害虫の大繁殖、海水の酸性化による魚類の減少、
プラスチック等の海中の公害化などが大きな問題となるであろう。
また、宇宙への移住などは絶対的に不可能で、絵にかいた餅の類となるであろう。無駄な事は避けるべきである。
衣・食・住を賄うには、地球と同じような、川と海と月がなければならない。その地球に似た星に行くには、最短
でも片道100年以上かかる。移住など絶対的に不可能だと云わざるをえない。現在云われている宇宙移住とは、単な
る宇宙観光旅行にすぎない。移住と観光とは、似て非なるものである。(この項、終わり。)
( 記 )
今後、本欄で三災などに類する事項を特記したい。来年中には、三災と地球上での生き残り策を、本欄で模索
したいと考えています。野僧はすでに80才を超えており、本欄中で一冊の本となるように、来年末までに書き上
げたいと考えております。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます